第19回 Mt.富士ヒルクライムに参加しました

レース関係

2023年6月4日(日)  第19回 Mt.富士ヒルクライムに参加してきました。

今年も富士ヒルの季節がやってきました!

日本最大のヒルクライム、誰もが知る自転車乗り9000人の大規模参加イベントとなっています。

富士の国やまなし 第19回Mt.富士ヒルクライム【公式】
富士山五合目を目指してスバルラインを駆け上がる、日本最高峰の公道サイクルイベント。2023年6月4日、第19回大会を開催!初心者から上級者まで楽しめる、日本屈指のヒルクライム・サイクルイベント。チームでも家族でも楽しみどころが満載です。

コロナ禍で中止していましたが2022年に再開催した富士ヒル、コロナ対策が明けた今年は私も申込日の翌日にギリギリ間に合ったという状況で、下手をしたら自分も募集人数からオーバーして参加できなかったかもしれません。

 

参加するからには自分の中でも特別な思いを持っているこの大会、今年も頑張りたいと思います!

 

毎年の富士ヒルのブログ記事ですが今年も今まで以上に長文になってしまいました。

二部に分けるなんてことはせず、一気に書き上げてみましたので、時間がある時で結構ですので興味がありましたらどうぞ ^^) _旦~~ 最後までお付き合いください。

 

ゆっくりしていってね(^^)/!

 

 

  1. 富士ヒル受付に富士北麓公園に行く
    1. 富士山パーキング
    2. サイクルEXPO会場
      1. COMPRESORT
      2. CARBON DRY JAPAN
      3. CATEYE
      4. PANARACER
    3. Mt.FUJI Hill Climb ALL PLAYERS
    4. 表彰ステージ
      1. BIANCHI
      2. YONEX
      3. WILIER
      4. GOKISO
      5. CERVELO
      6. BMC
      7. RIDLEY
      8. COLNAGO
      9. OGK KABUTO
      10. PINARELLO
      11. FIZIK
      12. グリコ POWER PRODUCTION
    5. フードコーナー
    6. 下山荷物を預けて
    7. 富士山パーキングに戻る
    8. 民宿に移動
    9. Milky Way
    10. 八木崎公園
    11. SISCO COFFEE
    12. 河口湖ミューズ館 与勇輝館
    13. 散歩が終わって民宿でゆっくりと
    14. 買ったもの、頂いたもの
    15. Hくんのゼッケンが奇跡の!!
    16. 夕食
  2. Mt.富士ヒルクライム 本番!
    1. 富士急ハイランド駐車場から北麓公園スタート会場へ
    2. 計測スタートの風景
    3.  北麓公園スタート会場
    4. タイム表とサイクルコンピューター
    5. 100gカーボンサドル
    6. サドル高を上げる
    7. 今年はTくんのジャージで
    8. 『SUB90』グループ集団
    9. 第8グループ SUB90集団スタート!!
    10. 自分の中での不安が・・・
    11. 5km地点
    12. 10km地点
    13. 15km地点
    14. 20km地点
    15. 平坦ストレートポイントでは?
    16. ゴール!!!!!!!
    17. タイムは??
    18. Hくんのタイムは?
    19. 「Mt.富士ヒルクライムのすすめ」
    20. 試走で一緒だったIくんがゴールドだって!!
  3. 過去の富士ヒルクライム レース記事
    1. 第18回 Mt.富士ヒルクライムに参加しました
    2. 第16回 Mt.富士ヒルクライムに参加しました
    3. 第15回 Mt.富士ヒルクライムに参加しました
    4. 第14回 Mt.富士ヒルクライムに参加しました
    5. 第13回 Mt.富士ヒルクライムに参加しました
    6. 第12回 Mt.富士ヒルクライムに参加しました

富士ヒル受付に富士北麓公園に行く

2023年6月3日(土)受付け会場の富士北麓公園に向かうために10時に富士山パーキングに到着しました。

東京から余裕をもって早く到着する予定でいましたが、前日の台風の影響もあってか中央高速が大渋滞。

 

富士山パーキング

Hくんとの待ち合わせ時間のこともあり、この時はお互いに大幅に時間遅れながらもやっと無事に合えてホッとしているところ。

Hくんも静岡から来る時に東名高速が通行止めになってたとのことで下道で来たそうな。

 

ここからはシャトルバスで北麓公園に向かいます。

 

サイクルEXPO会場

北麓公園に到着し、この階段を上がると受付けとサイクルEXPOのある会場へ。

10時40分ごろの画像ですが、朝方の雨の影響もあり、空は曇り、トラックはウェット気味ですね。

そんな会場も時間が経つにつれて空も明るくなり、気温もTシャツでも過ごし易いくらいのちょうど良さに。

このあとはサイクルエキスポのお店などを上げていってみます。

COMPRESORT

CARBON DRY JAPAN

CATEYE

PANARACER

私、アジリストの鬼軽タイヤ「アジリスト ライト 23C(160g)」買ってみました。

チョー軽!!実際どんなんでしょう?

 

Mt.FUJI Hill Climb ALL PLAYERS

選手の皆さんの名前が入ったボードです。自分名前探せました?

 

表彰ステージ

去年は表彰式が無かったのでステージはありませんでしたが、今年から復活です!

 

雨雲が抜け、キレイな青空が出てきて盛り上がってきています。

BIANCHI

YONEX

WILIER

GOKISO

Hくんが明日の本番のためにチェーンオイルご購入です。

CERVELO

BMC

RIDLEY

COLNAGO

OGK KABUTO

PINARELLO

FIZIK

グリコ POWER PRODUCTION

”SUB90”のお立ち台があったのでHくんと一緒に「POWER PRODUCTION」の前で写真を撮ってもらいました。

90分取るぞー! っと、ここで(製品を?)PRしていまーす。グリコの方見て頂けてます?(^^;)

 

フードコーナー

去年はコロナ禍中なこともありフードコーナー、吉田うどんもありませんでしたが、今年から復活です!!

普通に食事できますし、ゴール後の選手は「吉田うどん」を頂けるようになりました。

 

受付を体育館で済ませて会場を後にします。

その頃になると富士山もキレイ!いいですねー。

 

下山荷物を預けて

ゴール後の下山荷物をバッグに詰め、所定の場所に預けます。

と、この流れで受け付けは終了。

お昼過ぎには会場を後にすることができました。

 

富士山パーキングに戻る

シャトルバスで駐車場まで下りてくるともう完全な晴天の一日で、富士山もクッキリとしてきました。

 

民宿に移動

Hくんとクルマに乗り込み、民宿に移動します。

到着していつもお世話になっている民宿のおじいさんとおばあさんにご挨拶し、荷物を部屋に置いた後は散歩を兼ねてお昼ご飯を食べに歩いて出かけてみました。

 

Milky Way

ガッツリを食べたかったんですが、散歩道にはレストランらしきお店が見当たらず。

こちらのカフェに入ってみます。

内装はオシャレな作りになっていました。

注文したカレーライスが到着。

避暑地の雰囲気が出ていて待ち時間もゆっくりできました。
スープカレーも美味しく頂きました。

 

八木崎公園

今晩泊まる民宿は河口湖の湖畔近くなので、すぐに湖の公園まで出ることができます。

広い公園で、向こうに富士山も大きく見えます。

この景色の良い公園に外国人のカップルの方がいましたので写真を撮ってあげ、私たちの写真も撮ってもらいました。

私、静岡出身で富士山はよく見ていましたが山梨側から見た富士山もまた良きかな ですね。

 

昔、観光地へ行くとよくあった「意味なく石を積み上げている景色」が。

自分たちも面白がって3段、4段ほど”意味なく”積み上げてきました。

でもスゴイのは転がっている石が全て溶岩なんですね。黒くてゴツイ石ばかり。大昔に富士山が噴火した時にここまで溶岩が飛んできてたんですねー。

 

SISCO COFFEE

民宿の夕食がいつも量が多く豪勢なのはわかっているのですが、先ほどのカレーだけではお腹にたまりません。

次は”オヤツの時間”ということで、「SISCO COFFEE」に入りトーストを注文。

さすがのコーヒー店、こだわりのコーヒーが激美味しい!

トーストもふっくらと甘く、こちら女子が引っ切り無しに訪れていた人気なお店でした。

 

河口湖ミューズ館 与勇輝館

散歩がてら発見した「ミューズの棲み家」があったので無料のスペース部分だけ覗いてみることに。

河口湖ミューズ館 与勇輝館

与 勇輝の昭和が香る可愛らしい人形と、湖に面した季節を感じるドールカフェ。河口湖のひとときを癒やしに包まれて過ごすことができる場所

とのこと。

河口湖ミューズ館・与 勇輝館
富士河口湖町にある人形作家・与勇輝の作品を常設展示する美術館『河口湖ミューズ館』のホームページです。

昭和の頃の少年、少女のお人形を作っている方ですね。

妖精みたいな人形もいました。

 

散歩が終わって民宿でゆっくりと

4kmほどの軽い散歩をして宿に戻ってきました。

この昭和の民宿でありがちな間取り、8畳の「あじさい」の部屋が用意されていました。

 

買ったもの、頂いたもの

サイクルEXPOで購入したり、貰ったりしたものを見てみましょう。

 

「PANARACER AGILEST LIGHT」2本 と「Vittoria 80㎜バルブチューブ」2本

鬼軽のタイヤ160g! お安かったので購入。

さてどんなでしょう?パンクが多いのもやだな。。

 

「R250 ツールケース」 とアンケートにお答えして頂いた「KABUTO ツールケース」

R250に似たようなツールケース持っているけど、、安いからまあいいか。

 

貰ったもの

補給食のビスケット、スポーツドリンク粉末の数々、チェーンオイル

 

こちらは富士ヒルの参加賞の「首に巻くのか被るのかたぶん使うことの無い」伸びる布。

今年のお買い物は少な目でした。

 

Hくんのゼッケンが奇跡の!!

なんと、プチ凄いことがあったんです!

Hくんのゼッケンが奇跡の「12345」じゃないですかっ!宝くじに当たったかのよう!

1から5までキレイに数字が並んだゼッケンをゲットし、見た目も美しい!

この番号で是非ともブロンズを手にしてください!

(番号から検索しないでね(^^;))

 

夕食

さて、民宿といえば楽しみな時間が参りました。

早めのお風呂から上がり、いよいよ夕食の時間です。

いつものように豪華なごちそうがこのように~!

何品もある料理の数々をビールで頂き、ゆっくりと時間を掛け二人で頂きました。

どれも美味しく・・もう勘弁してってくらいの品数、、お腹いっぱいですー。

食べられなかったのは夜食用に部屋まで持ち帰ったほどだったんです。
(おやつのトーストはやっぱり余分だったな・・)

これほどの多くの料理は嬉しいんですが、せっかくレースのために68kgから66.5kgに減量してもこの日で元に戻ってしまったようで(^^;)

 

 

食事中にスマホで天気予報を見て見ると、明日のレースの降水確率0%!

晴天だって。

 

お腹もいっぱいになり、時間にも余裕があるのでゆっくりと休み、明日に備えてみます。

 

 

 

Mt.富士ヒルクライム 本番!

2023年6月4日(日)富士ヒルクライムの日がやってきました。

朝が明けると・・・そこは晴天のレース日和となっていました!

河口湖畔から富士ヒル駐車場の「富士急ハイランド駐車場」に向かいます。

 

富士急ハイランド駐車場から北麓公園スタート会場へ

私たち二人は

Hくんの第7スタートは8:40

私の第8スタートは9:10

でしたがトイレ並びのことを考え、余裕をもって早めに出動。

自転車の準備をし会場に向かいます。

 

計測スタートの風景

既にレースが始まりスタートラインを通り過ぎている選手たち。

「富士スバルライン 料金所」手前のストレート(白い看板がある位置)が計測スタートラインとなります。

 

 北麓公園スタート会場

絶好の富士ヒル日和となりました!

富士山をバックにロードバイクで私が走っているシーン。

 

タイム表とサイクルコンピューター

以前は自分で作ったタイム表をステムに貼り付けていましたが、目線が下向きになり過ぎるので、サイコンに直に貼ってみました。

タイム表が「距離」「タイム」になっていますのでサイコンもすぐ上に「ラップ距離」「ラップタイム」を表示させています。

スタート時にラップボタンを押せば、目線を移す事無くタイム表と比較できるようになりました。

 

100gカーボンサドル

以前から使っている、カチカチでお尻が痛くなる「△木馬」のような100gカーボンサドル。

こんな硬いのレースの時しか使いません。

サドルを軽量化するだけで自転車の上荷重が驚くほど軽くなりますのでダンシングで振るにも軽快感が違います。

 

サドル高を上げる

私のフレームはISP(インテグラルシートポスト)でフレームの高さがサドルポストになっているので、サドルを持ち上げる時はフレームと同形状の「スペーサ」を挟んで高さ調整をするようになっています。

私の場合、普段の高さよりヒルクライムレースでは1cmほど上げたほうがパワーを上げられ、速く走れるようです。

赤いラインから下の部分にスペーサを入れ持ち上げました。

 

今年はTくんのジャージで

ここで今回の青ジャージの説明を。。

私がロードバイクに乗ることが出来ているのは今は亡き『Tくん』のおかげです。

2010年、従兄のTくんが数年前に体調を崩してしまい、昔のようにロードバイクに乗れなくなってしまったということで、それまで愛用していたGIANT TCRとその他付属品、ローラー、ウェア類の一式を全てTくんから私が譲り受けました。

MTBしか乗ったことが無かった私ですが、Tくんから頂いたTCRでロードバイクの楽しさを知り、その後ロードに目覚めるようになりました。

健康を取り戻し普通に生活できていたTくんでしたが、2018年には収まっていたと思われていた癌が再発、55歳で帰らぬ人となってしまいました。

今年はTくんからのパワーも貰い、Tくんが使っていた形見になってしまった昔のジャージを着て、一緒にゴールしてみようと思います!

いつもは黄/黒ウェアですが、今年は青。

私も交通事故や体調不良が続いたのでTくんパワーを貰い富士ヒルを乗り切ってみます。

形見のGIANT TCR2 とTくんとの思い出
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『SUB90』グループ集団

今年からプロのペースメーカーの方が『SUB90』と称し、90分(ブロンズ入賞タイム)にゴールできるようにグループ集団を作って走ってくれるそうです。

当然私もこのグループに入れてもらうことにしました。

それぞれのスタートグループに「SUB90」が設けられています。

 

私の最終の第8グループ「SUB90」では、こちらのカラフルなジャージを着たプロの方(お名前忘れましたっ)が「8」のバルーンを頭から上げて、私たちSUB90の選手をゴールまで引っ張っていってくれるそうです!

なんと有難く心強いことか!! 

 

第8グループ SUB90集団スタート!!

Hくんは既に第7グループで出走。

 

いよいよ私たち第8グループも9:10からスタートを開始しました。

第8グループは全選手の中でも最後に出走するグループです。

 

その中でも私たちの「SUB90」集団は9000人(出走8000人)選手のうちの本当のしんがりからの約30人のスタートとなりました。

いつものレースと違い、後ろがいないのでちょっと不安なのですが逆に、ここにいるのは同じ90分を目指す人たちばかり。

その中にいてまさかペースメーカーを抜く人もいるとは思えないので割とリラックスした気持ちで走れています。

いつもの自分を信じてのレース運びでは無く、プロの方に引っ張って行ってもらえますので安心感が違います。

私は先頭から5番目。

同じ技量の集まりなのでキレイに集団が形成され、ヒルクライムなのにエンデューロの集団のようにドラフティングが利き、風による抵抗が無いためか、富士ヒルのレースなのに大人数でサイクリングしているような錯覚さえ覚えました。

縦に長い集団なので他の選手を抜く前にはペースメーカーの方が「ブロンズ集団通りまーす!」と大きい声を掛けてくれるので他の選手が事前にコースを開けてくれ、邪魔になることも無くスムーズに抜いていけてます。

富士ヒルコースも勾配がきつくなったり、緩くなったりしますよね。
そんなシーンでもペースメーカーの方が
「ここはがまんして! ここで勾配が緩むのでギアを落とします! 今○○ワット!」
と丁寧にアドバイスをしてくれています。

まるでヒルクラの練習走行のようで楽しくトレインに乗れています。

 

自分の中での不安が・・・

それでも不安が・・・

「SUB90」の集団に入っていますが、自分は2週間前の試走の時で「1時間43分」と情けないタイムを出しています。

その後「都民の森TT」の練習でもギリギリ富士ヒルブロンズ相当のタイムには届かず、そのどちらの練習でもヒルクライムをすると次第に腰に痛みが出てきてしまいます。

2年前にクルマとの交通事故に遭い、腰を強打。
復帰してその後から自転車のトレーニングを積みますが、強度があるヒルクライムをすると腰に痛みが出るようになってしまいました。

 

それまで1時間30分(90分)は割と切ることができていましたが、去年の富士ヒルクライムでは事故後の腰痛のこともあり、1時間36分と不甲斐ないものでした。

今年こそは奇跡が起きればもしかして「ブロンズか?」
だめでも「去年のタイムを大きく短縮したい!」
と思って望んでいます。

そのタイム短縮レベルも腰の痛みの出方によって変わってくるようです。

当然、私ほどの60歳ともなると年齢による筋力の低下が躊躇、1年経っただけで1年前の体力を維持するのが辛い年齢となっています。

自分なりにトレーニングしているつもりなんですがどこまで通用するのか・・・・

1年間の集大成として臨んでいる富士ヒル、是非ともこの集団から落ちることなく、最後までゴールしたいと思っています。

 

5km地点

ペースメーカーの方、スゴイです!

「予定でほほ1時間28分をゴール目安に」
といっていたので私のタイム表と同じで確認しやすいと思っていました。

「自分はワット数しか見ていないので実際のタイムと多少違うかもしれません」

とは言っていましたが、5km地点ではタイム表よりちょっと速い20:00くらいでしたがほぼタイム表通りで遅れる事無く通過していました。

富士ヒルの前半では勾配が割ときついのですが(私も試走で+2分オーバーしていました)今回はそれ程疲れなくイケてます!

手ごたえとしてはイイ感じ。

 

10km地点

5kmを過ぎてくると結構自分でもいっぱいいっぱいになってきました。

やはり7kmくらいから腰に痛みが出てきました。

一人で走っていると意識が腰の痛みにいっているのですが、集団で走っていると「列」「周りとの距離」「空気抵抗」などを常に考えていたので、意識をべつに持っていくことで気を紛らわすことが出来ていたのかもしれません。

時々ペースに着いていけなくなりそうでしたが我慢します。

10kmでもタイム表よりちょっと速めの38:00くらいでしたが、このSUB90にさえ乗っていればブロンズは保証出来ます!

この時、集団の中で8番目。

(後ろは付いて来てるかな?)

後ろを振り返ってみると・・・・

 

なんと繋がっていません!!

私がSUB90ブロンズ集団の最後じゃないですか、他の方は既に千切れたようです。

 

15km地点

10kmまで信念で落ちるモノか!と少ない集団の中で頑張っていましたが、10kmまで頑張る目標が達成されると11kmあたりから次第にペースメーカーとその集団が遠く先にいってしまいます。

 

自分もタレて千切られました。。。。

 

こうなると目先の目標がいなくなってしまうので余計甘えて遅くなってしまう。。

周りに引っ張ってくれそうな人はいないし。

やばい、やばいぞ!!

 

目標タイムが57:12に対して59:30でした。

 

2分遅れだした!!!

 

このままだとSUB90には届かない!

 

20km地点

15km~20kmでは大きなヘアピンが2つあり自分の弱点がここのセグメントにあります。

少しづつ勾配が上がりつつも、このヘアピンになると勾配が一気に上がり、下手をするとやっと走れているほどの低速走行になってしまいます。

試走でタイムが遅くなり失敗しているので、ここは無理をしてでもスピードを上げるしかない。。

自分なりに頑張ってみました。

タイム表 1:16:09のところ

1:20:00くらい。

 

タイム表から4分くらいの遅れ。堪えてもこんなもんか。。

 

平坦ストレートポイントでは?

その後にある平坦路。

一番スピードが出る平坦路セグメントでは試走時ではへこたれて22kmまでしか出ませんでしたが、今回はメーター読みで34km出ていることを確認しました。(昔はもっと出せたんですが(^^;))

ここが出せたとなるとこの勢いでその先の勾配も行けるかもしれません。

でも体力の限界間近じゃないか・・。

 

トンネルを抜け、最後の心臓破りの勾配が目の前!

勢いを付けますがスピードが落ちていきます。第8グループなので後ろから勢いよく抜く人もいません。

自分がその先に出なければ!

気持ちは向こうに見えるゴール前まで行ってるんですが、体と自転車が付いて行っていないぞ。

なんだ、この低速なスピードは!

 

距離を測り最後のダンシングに切り換え力を振り絞る。

 

ダンシングタイミングが早すぎ最後まで体力が持たないかもしれない!

 

でもゼッタイ座らない!!

最後までもがけ!!!

 

見よ!60歳のゴールを!!

 

ゴール!!!!!!!

 

ゴーール!!!!

(他の選手のイメージ画像です)

 

タイムは??

はぁ…はぁ…はぁ…(*´Д`)ハァハァ 腰がいてぇ~!!

 

1時間32分!!

 

と、と、とどきませんでしたー!!!

 

公式タイム 1時間32分45秒

 

無理だった―!!

 

 

 

 

残念ですが仕方ありません。これが私の今の実力です。

Hくんと2人、還暦になっても1時間30分のブロンズを取ろう!と誓っていたのですが、私は果たせずに終わってしまいました。

 

ワンチャンあったら・・・とは思っていましたが、薄々は1時間30分の難しさはわかっていました。

 

それでも事故からのことを考えると、天井を見て動けなかった時期を経て

リハビリを乗り越えて
去年で1時間36分
今年で1時間32分は上出来でよくやったと自分を褒めてもいいんじゃないでしょうか。

 

若い時は割とラクにブロンズを取れていましたがこの歳になってもまだまだ「SUB90」にしがみついていけそうです。

悔しい気持ちのほうが大きいですが、レースが終わり、ここまで来れたことが逆にさっぱりとした気持ちにさせて貰えました。

 

富士ヒル、ありがとう!

と感謝したいくらいです。

良いレースが出来て、ヒルクライムに復帰できて

 

幸せです。

 

 

Tくん、青いジャージで頑張って登れたよ。

 

Hくんのタイムは?

先に第7グループでゴールしていたHくん。

タイムはどうだったの?

 

1時間29分11秒

 

ブロンズリング ゲットです!

 

すごい!おめでとう!!!

 

あの強いHくん(若い頃は1時間17分までいっていたんですが)でさえギリギリの1時間29分だったんですね。

よくやってくれました!

Hくんと2人でブロンズ取れなくて申し訳なかったけど・・Hくんのブロンズは自分のことのようにウレシイデス!

 

私の過去の富士ヒル試走&本番タイム

20XX年 試走タイム  富士ヒル本番  年齢
2015年        (1時間33分41秒)52歳
2016年 1時間25分58秒(1時間25分17秒)53歳
2017年 1時間36分xx秒(1時間27分06秒)54歳
2018年 1時間25分54秒(1時間27分27秒)55歳
2019年 1時間34分16秒(1時間31分34秒)56歳
2021年     交通事故に遭う
2022年 1時間47分13秒(1時間36分31秒)59歳
2023年 1時間43分14秒(1時間32分45秒)60歳

私の富士ヒルスコアはこのようになりました。

 

Hくんと合流して記念撮影です!

来年もまた来よう!!

 

「Mt.富士ヒルクライムのすすめ」

コレを見て興味を持たれた方、来年は参加してみては如何でしょう?

初めて参加すると自転車に対する想いがこれまでとはまるで変わりますョ。

自転車1台で自分の刺激の無かった人生を変えられるのは素晴らしいことで、若い方でしたらなおさら「富士ヒル」お勧めです、わたくし応援致します!

 

試走で一緒だったIくんがゴールドだって!!

ここで大きなお知らせがあります!

LINEチームのメンバーから素晴らしいニュースが飛び込んできました!!

以前何度か同じ富士ヒルをグループで一緒に走っていたIくん。

 

画像は去年の富士ヒルの会場で合った時の模様。左がIくん。

現在は別のチームでトレーニングしているのですが、去年のシルバーから今年は

 

な、なんと

 

ゴールドをゲットしました!!

 

1時間04分前半だって!!!

 

おめでとう!!

 

Iくん、初めての富士ヒルの時は私と同じ1時間25分でしたが、そこは乗り盛りな30代。

その後すぐにシルバーを取り、その上を目指していました。

去年はゴールドにギリ届かなかったのですが、今年はしっかりとゲットです!

すぐ目の前には選抜トップ選手、有名な選手の背中が見えているじゃないですか、
何と素晴らしいことでしょう!!

 

2018年にはIくんと2人で富士ヒルの試走に行っていた時もありました。

2018 Mt.富士ヒルクライム 試走に行ってきました
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あのIくんがゴールドを取れる実力までになるなんて

知り合いの中にゴールドメダリストがいるなんてとても誇らしいことです。

 

私はロードバイクに楽しく乗れるモチベーションが富士ヒルにあります!

 

それでは来年もまた、この場所でお会いしましょう!!

 

 

 

過去の富士ヒルクライム レース記事

過去の富士ヒル記事を集めました。

こちらも1話ごとに長文ですがよろしかったらどうぞ見ていってください ^^) _旦~~

 

第18回 Mt.富士ヒルクライムに参加しました

2022年6月12日(日)

第18回 Mt.富士ヒルクライムに参加しました
2022年6月12日(日)  第18回 Mt.富士ヒルクライムに参加しました。 日本一のヒルクライム『Mt.富士ヒルクライム』の本番がやってきました! やっとですね、 私、コロナ前の2019年が最後でしたので3年ぶりの参加となります。 参加...

 

第16回 Mt.富士ヒルクライムに参加しました

2019年6月9日(日)

第16回 Mt.富士ヒルクライムに参加しました
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第15回 Mt.富士ヒルクライムに参加しました

2018年6月10日(日)

第15回 Mt.富士ヒルクライムに参加しました
みんカラ(みんなのカーライフ)とは、あなたと同じ車・自動車に乗っている仲間が集まる、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)です。

 

第14回 Mt.富士ヒルクライムに参加しました

2017年6月11日(日)

第14回 Mt.富士ヒルクライムに参加しました
みんカラ(みんなのカーライフ)とは、あなたと同じ車・自動車に乗っている仲間が集まる、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)です。

 

第13回 Mt.富士ヒルクライムに参加しました

2016/06/12(日)

第13回 Mt.富士ヒルクライムに参加しました
みんカラ(みんなのカーライフ)とは、あなたと同じ車・自動車に乗っている仲間が集まる、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)です。

 

第12回 Mt.富士ヒルクライムに参加しました

2015/06/14(日)

第12回 Mt.富士ヒルクライムに参加しました
みんカラ(みんなのカーライフ)とは、あなたと同じ車・自動車に乗っている仲間が集まる、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)です。

 

コメント

  1. susuki-matal より:

    こんにちは。

    富士ヒル、おつかれ様でした。
    もしかしたらお会いできるんじゃないかと思って、ときどきそれらしいバイクを探してみたんですが、見つけられませんでした~。まぁ、僕も第6ウェーブですんなりスタートしてしまったので、時間的に難しかったのかもしれませんが…。

    今年は、天気についてはこれ以上は無いんじゃないかというくらいの大会になりましたね。あとはタイムが…ww

    僕は1時間40分台で、去年より25秒遅れてしまいました。
    途中で足がつって減速を余儀なくされたのが要因だと思います。なんとか痛くならない角度でペダルを回して足つきを回避しつつ、ラストの平坦区間で目いっぱいもがいたんですが、ダメでした~。

    とはいえ、仮に足つりがなかったとしても去年とほぼほぼ変わらないタイムだったのかなと思います。
    この一年、自分なりに頑張ってきたつもりだっただけに、ちょっと悔しいです。

    ※昨日、同じような内容のコメントを書いたのですが、送信直前に誤操作かなにかで消えてしまいました。もし昨日の分が送信できていたら、お手数ですが、どちらかを削除してください。

    • morning house morning house より:

      susuki-matalさん、こんにちは。
      富士ヒル、何度も参加して過去には大雨の時もありましたが、今までにない良い天気で何よりでした。
      今回が初出場の方はこのレースにとても良いイメージを持って帰られたかと思います。

      susuki-matalさんには謝らなくてはいけません、私第7ウェーブと勘違いしてましたが最後尾出走の「第8ウェーブ」でしたっ。
      会場で(susuki-matalさんが探していたら申し訳ない)と思いながらスタートに並んでいました。
      お会いしたかったですね。。あまりにも選手が多かったですからね。

      目標達成された方、目標に届かなかった方、人それぞれですがレースってやっぱり難しい!頑張っても目標に届かなかったりして。

      susuki-matalさんも予定外の脚攣りで残念でしたが、私も普段乗らない固定ローラーもレース前1か月30分間毎日頑張ってみたんですがやっぱりブロンズは無理でした。

      若い頃でしたら自転車に乗っただけレース成績が良い結果として表れていたのですが、この歳になると老いとの戦いになってきています。
      そんなでも足掻いてあの頃と同じように目標に向かってもうちょっと頑張ってみようと思っています。

  2. みよん より:

    こんにちは。
    ご無沙汰しております。
    11月~6月は山スキー中心だったので、バックカントリーカテゴリーにいまして、最近ロードバイクカテゴリーに戻ってきました。
    遅くなりましたが、富士ヒルお疲れさまでした。
    事故を経て、1年歳を重ねてタイムが速くなっているのは、十分にすごいことだと思います。それにしても9000人が参加するなんて、とんでもない規模のレースなんですね。お店も色々出ていているのがいいですね。
    それに、民宿に泊まるのは楽しそうで、読んでいてワクワクしました(#^^#)

    • morning house morning house より:

      みよんさん、こんにちは、お久しぶりです。
      いつの間にかロードバイクカテゴリーに戻ってこられてましたね!

      忙しさにかまけて他のひとのブログ記事まで見る余裕が無かったのですが、久しぶりに見るみよんさんのフランスの山々ヒルクライムコース、とても景色が美しくヒルクライム姿も優雅で、同じ登坂勾配を登っている日本の私たちからするととても憧れます。羨ましい限り!

      富士ヒルクライムレースのことになりますが、事故後の後遺症で腰を痛めてポンコツな体になってしまった私でしたが、普段はやらなかったレース前の「室内固定ローラー」1か月トレーニングの頑張りが効いたのか、健常の頃までには完全に戻らないながらも、精いっぱい頑張れるところまでできました! 自分の中では満足な1時間32分のゴールでした。

      富士山のヒルクライムは日本では自転車乗りの一番の人気ヒルクライムなので全国から9000人も集まる大規模なお祭りになっています。
      外国人も海外から来ているほどで、今年は今までになく天候に恵まれ非常に楽しめた一日になりました。

      私もみよんさんのように読んでくれる方々が楽しめるブログになるように努力していかないと。。

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