前回からの続きです。
MRIの検査
家内からのLINEで加害者が特定できたのを聞いてひとまず大きな問題をクリアしました。
この日は日曜日ということもあり、家内と長男が一緒に見舞い(っていうより入院時の必需品の差し入れ)にきてくれるそう。
「持参するグッズのリクエストは?」
「パソコンと、スマホのACアダプタとUSBケーブルをお願い」
やっぱり今時の通信機器はどうしても必要。
パソコンで会社のスケジュール、メール、途中の仕事の引継ぎ関係のお知らせや、ブログも書けるかもしれない。
一番大事なのがスマホの充電器。
コレが無ければベッドで何をしていればいい?ってほど大事。
また、病院にきたついでに警察署に預けた自転車LOOK795を引き取りに行ってくれるとのこと。
(それはありがたい。知らないところに置かれているのがどんなに不安なことか)
家内からのLINEを最後に、スマホのバッテリーが無くなり電源もとうとう切れてしまいました。
ネット環境から完全に切断され孤独を感じるとともに、この先の時間つぶしの方法が無くなり困惑します。
腰の具合
腰の傷み具合を確認してみます。
仰向け、横向きの状態では腰に重い感じがありますが痛みはさほど感じなくなりました。
ただ、向きをかえる時や少しでも腰をひねる動作をすると「ビクッ」と痛みが走る感じ。
腰椎圧迫骨折 治療法
ベッドに寝たままの状態で手術もせずに何を治すかというと
まず、潰れた腰骨が今以上に潰れが進まないように加重を掛けないようにします。
体をまっすぐに安静にし、そのうちに骨の周りの傷んだ筋肉が固着してくるのを待ち、その後骨の固着が始まり、時間が経つほど固まってくる とのことです。
なので、自分用のコルセットが出来上がるまで腰に負担が掛からぬよう真っ直ぐに安静にしていることが大事になってきます。
理屈は解るので私も無理をしないように心掛けます。
この日も朝食は抜きでしたが、昼食からやっと一日三食の食事を頂けることになりました。
パソコン到着! 自転車回収!
昼頃には家内と長男が見舞いに来てくれ(顔は合わせていませんが、手渡しで)、入院グッズ一式とパソコン、会社携帯、スマホ電源を差し入れてもらいネット環境が復活。
社会から隔離された感がありましたがまた繋がることができました。
(新しい画像:部屋を替えたりしているので以前と環境が違います)
「電気髭剃り」が入っていましたのでわざわざ入院のために電気屋さんに行って購入してくれたもののようです。とてもありがたい。
(手動の髭剃りは刃が剥き出しで危険なため患者は使っちゃいけないことになっているみたい)
その後、長男からLINEがあり
「自転車回収しましたよ」 とのこと
「ありがとう、心配かけちゃったね」
(あんな激突をしているんだから自転車はタダでは済んではいないだろうな・・・)
とりあえず自転車が自宅に戻ってきたことに対してホッと一安心。
MRIで新たなことがわかる
今までは『CT』『レントゲン』撮影での診断でしたが
月曜日にもう一歩踏み込んだ『MRI』の検査が入りました。
『レントゲン』ももう一度再確認のために行いましたが
より骨の状態が鮮明に見える『MRI』で新たなことがわかりました。
画像を見るために部屋を移動することができないので、担当の先生が画像のコピーをベッドまで持ってきて説明をしていただきました。
「3番目だけの骨折かと思ってたんですが、2番目もやられているようですね」
(うそ? 第二腰椎と第三腰椎の2か所の骨折?)
「こちらのレントゲン写真ではちょっと判りにくいですが、
MRI画像では骨折して潰れている箇所が2番目と3番目に白く映っているでしょ」
(確かに。。2か所潰れている・・・)
「じゃ手術?・・・」
「大丈夫、大丈夫。コルセットの固定で固まるでしょう」
「たぶん今度身長を測ってみると身長が縮んでいるのが判ると思います」
「老人が背が低くなってくる症状もこの骨の潰れと一緒なんですから」
(そうか、176.6cmからどれほど縮むんだろう。。
長男には抜かれているけど、ちっちゃくなったらこりゃ次男にも抜かれるかな?)
(そういえば6月14日は健康診断日だった。キャンセルの連絡をしとかなきゃ)
2か所の骨折って大ごとですが、別方面でつまらないことを考えてしまいます。
コメント
腰椎骨折とは・・・。今後の生活に影響が出ないと良いですね。
自分の場合は事故からもう5年は経過していますが毎年13000kmは走っている
ので大きな影響はないと思われています。でも冬場の疼痛とか、左右でペダリングの感触が違うとか、細かい後遺症?は残っています。100km/日を越えると折れた方の股関節が痛いとか(-_-;)
退院してリハビリがある程度終わると、相手の保険会社は症状固定を迫ってくるかもしれません。症状固定の診断書を医師から貰うと、原則としては以後の治療費は相手の保険会社からは出ませんのでご注意を。
これから何度も通院されて診察を受けると思いますが、その際は必ずここが痛いとか正確に話して下さい。きちんと記録されます。後遺症認定では疼痛も含まれますが、継続的に痛みが消えていないことの証明は、医師との診察のやり取りが記録されている診察記録が有効です。
因みに、自分の場合の過失割合ですが1:9でした。
判例から大体は決まっているようですね。心情的には0:10!なんですが。
お身体、気を付けて下さいね。
ふくまるさん、こんにちは。
事故5年後で年13000kmなんて・・ガチで凄いですね。
本人の”復帰する!”強い意志と努力の賜物です!
私の場合は事故前でも年10000kmを目標で一回も実現したこともありませんでしたが・・・
私もできる限り早い復帰で自転車に戻るよう努力をしてみます。
保障交渉の細かい内容をあげて頂きありがとうございました。
参考にさせて頂き、弁護士を間に入れて慎重に進めていこうと考えております。
現在は退院し自宅療養中ですが、まだまだ治っておらず、起きていると腰に傷みがあります。
今後、リハビリ、通院、保障関係等いろいろと忙しくなりますが、良い報告ができるよう頑張ってみます。