『ISP』フレームで切断されたシートポストから10mm上げる

LOOK795

来週の8/28の日曜日
待ちに待った『乗鞍ヒルクライム2022』が開催されます!

乗鞍ヒルクライム2024 公式サイト
NORIKURA HILL CLIMB 2024

 

ヒルクライム用にパーツ変更してみる

私も出場予定をしており、乗鞍ヒルクライムレース仕様に自転車を軽量化の方向で準備してみることにします。

 

ホイールをチューブラー仕様に交換

通常乗ってるロードバイクLOOK795 Lightは、ちょっと重いカーボンホイール「Reynolds」(クリンチャー・チューブレス対応)にちょっと重いチューブ+クリンチャータイヤを取り付けて使用しています。

ここから、軽いカーボンホイール「Fast Forward」(チューブラー対応)にチューブラータイヤを取り付けたホイールと交換する作業を行ないます。

 

先日のブログ記事のとおり、クリンチャーでは赤色カラータイヤが売っていない状態。

チューブラータイヤも同じことで赤色のカラータイヤが既に廃番で購入できなかったため、後輪だけ黒タイヤの23cチューブラーに交換してあったものと取り換えます。

 

【参考】過去に行ったチューブラー交換の記事はこちらからです

チューブラータイヤの交換
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スプロケットを11-32Tに交換

また、普段のカセットスプロケットは11-28Tを使用していますが、以前のブログ記事を読み直すと「11-32Tスプロケットが乗鞍レースに合っていた」とのことだったので、ホイールに組み付けてあった11-32Tをそのまま使います。

(ホイールとスプロケの取り換え画像はありません(^^;) 完成後の画像は記事の最後にて)

 

【参考】ふじあざみライン向けに初めて32Tを取り付けた時の記事はこちらからです

激坂向けにスプロケ28Tから32Tに交換してみた
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サドルを軽量100gカーボンサドルに交換

通常の乗り心地重視の重いサドルから最軽量のカーボンサドルと交換します。

 

通常のサドルが以前交換した『TNi SLIM』のコレ 252gとちと重い。。

 

こちらのリンクはカーボンレール仕様のTNI SLIMサドル

 

【参考】購入して取り付けた時の記事

【LOOK795】新サドル交換に伴いフレーム『ISP』をカットする①
2年前に黒/赤のサドルを購入していました。TNi SLIM Ti‐Alloy適度なクッションがあるコンフォートタイプのサドルですがそれ程重そうじゃなく、つるっとしている継ぎ目がない表面でレーパンに優しそう、防水仕様で裏側はシートの折り込みも...

 

そして今回交換するカーボンサドル「AVEDIO(エヴァディオ)サドル」が上に乗っているヤツ

見るからにちょっと小さめで軽そうなサドルでしょ?

コレと交換するのですが、見てのとおり、サドルレールからサドルのトップまでの高さが違うのが判ると思います。

 

この高さが違うのでシートポストの高さを上げる必要が出てきます。

そちらの調整はサドルを交換した後ほど行なってみます。

 

まずはちゃちゃっとサドル交換。

後輪をスタンドに載せてあるので大きく前のめりになっていますが、
私の場合、ヒルクライム用に多少前を下げ、全体の取り付けも前方寄りに振っています。

 

写真を撮るのがヘタクソで判り難いんですが、カーボンサドルではほぼレールからトップまでの高さが35mm強くらいか。

そして、従来のサドル「TNi」では47.45mm(以前のノギス調べ)あります。

 

このままでは、本来の私のサドル高さより約10mm低い位置になってしまいます。

適正なサドル高にするためにはシートポストを持ち上げる必要がありますが・・・

 

私のロードバイクのフレームはシート高さがフレームと一体成形のISP(インテグラルシートポスト)という作りのもの。

通常のロードバイクのシートポストのように簡単に「上に引っ張り上げて六角ボルトで固定」という具合にはいきません。

 

この特殊な一体成形されたフレームとシートポストの高さを10mm上げてみることにします。

 

ISPの高さを10mm上げる

では普段やらないことをやってみます。

(ちなみに「富士ヒル」の時はこちらのサドルに交換していながらもサドル高を変更していなかったので10mm低い姿勢で乗っていました。そんな低い姿勢だったのもブロンズを取れなかった原因の一つだったのかもしれません(^^;))

 

LOOK専用の『E-POST2』をイジっていきます。

こちらの六角穴付きボルトを緩め・・

(ボルトを押し込むとロックが外れる といった特殊なバネの細工があるシートポスト)

 

カーボンで作られた軽量の内側シートポストがフレームから外れました。

ボルトを緩めると3段あるエラストマーのリングのひとつ、膨張して潰れていたリングが緩み、スポッと抜けます。

 

このような高さの違う数種類のスペーサーがバイク購入時に付属していました。

 

サドル高さを上側に10mm上げるには10mmの高さのスペーサーを選択し、内側ポストに取り付けます。

赤色の下に10mmスペーサーが取り付いた状態。

 

六角穴付きボルトを締めて完成。

レールの低いサドルでも交換前とほぼ同じ高さになりました!

 

本番用のバイクが完成

交換したところは

・ホイール、タイヤをチューブラー仕様の軽いタイプに変更

・スプロケット11-28Tから11-32Tに変更(こちらは重量増し)

・サドルを252gから100gカーボンサドルに変更

・サドル高さ調整でスペーサーを入れISPを10mm上げた

・レースには使わないボトルケージを1個取り外した

・バックミラー、リアライトを外した

そしてできあがりました!

 

チューブラータイヤを試乗してみる

試乗に『多摩川スカイブリッジ』まで走りに行ってみました。

いやぁー、バイクの上着を脱いだように数百グラム軽くなりましたねー。

ひとつ前のブログ記事でクリンチャー25cに交換したばかりでしたが、そこから軽いホイールと軽いタイヤに交換して、バイクのトップ側のサドルが-152gも軽量化されました。

チューブラーの走りは軽快!
タイヤが細くサドルが軽くなったことでダンシングでも軽く自転車を振ることができます!

また、私のバイクはちょっと特殊で、リア側のリムブレーキは上側に付いておらず、チェーンステーのBB側下に取り付けてあるダイレクトブレーキなので、他のバイクより上方が軽くなっておりヒルクライムでは助かっています。

 

よし!これで『乗鞍ヒルクライム』は目標の1時間30分切りができるぞ!

・・・と偉そうに言いたいところですが、今週になってトレーニングで無理した?からか、事故の後遺症の腰の痛みがぶり返してきています。

また、マシンの軽量化ができても富士ヒルの時のように今回も人間側の軽量化ができていません。

 

レース後には良い結果を報告をしたいところですが、今更ながら弱気になっている自分がいます・・・(泣)

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