名古屋在住の次男のロードバイク『GIANT CONTEND1』ですが、前回のブログ記事のとおり、名古屋から東京まで乗ってきたものの、本人が新幹線で帰ったためにこの家で当分預かることになりました。
「名古屋ー東京」2泊3日の移動中に雨に降られたため、かなり汚れていたのと
去年の8月の購入時からチェーンメンテナンスをしていなかったため、チェーンの汚れも目立っていました。
チェーンメンテナンスを行ない、その他「次男仕様の」バイクで気が付いたところをレビューをしていきたいと思います。
GIANT CONTEND 整備&パーツレビュー
サドルカバー
次男はクロスバイクに乗っていた時からこの手のサドルカバーを愛用していました。
非常に柔らかく長時間ライドしてもお尻はぜんぜん痛くならないソフトクッション性のあるもの。
レーパンを持っていない次男は、このカバーがあったからこそ「東京ー仙台ー東京(クロスバイク)」「名古屋ー東京(ロードバイク)」の長距離をお尻の痛み無く達成できたかと思います。
ただ、防水性が無いので雨天ではお尻が濡れてしまうのが欠点。
GIANT CONTACT FORWARD サドル
カバーを外すと・・・
スポーティーで黒/白ツートーンのデザインが良いGIANTオリジナルサドルが出てきました。
ソーラーフロントライト
キャットアイのソーラーフロントライト
息子がクロスバイクを購入した時にこれと同じ「ソーラーフロントライト」「リアライト」をプレゼントし取り付けていたのを思い出します。
私が通勤自転車にも付けているものと同じでお勧めの一品。
次男も気に入っていたようで同じものを購入してこのバイクにも取り付けていました。
ソーラーリアライト
フロントと同じシリーズのリアバージョン。
昼間は消灯し、暗くなってくると照度センサが働き自動点滅を開始します。
停止すると40秒ほどで自動消灯。
ソーラーバッテリーなので充電は必要無し。
私の通勤自転車に付けたソーラーライトは10年以上も故障無しで使えています。
チェーン、スプロケ等の掃除
チェーン、チェーンリング、スプロケ、ディレイラーが汚れていたので
ParkTool「チェーンクリーナー」で掃除します。
チェーンリング
【掃除前】
【掃除後】
9速スプロケット、チェーン
【掃除前】
【掃除後】
まあまあキレイになりました。
ホイール、フレームの掃除
泥汚れ、油汚れも綺麗に拭き取って・・・。
各部点検
あとはそれぞれの箇所の緩み、ブレーキの掛かり具合等確認しますが問題は無く、新車時の状態を維持できていました。
※ブレーキの引きしろも問題無いようなので次男が点検調整していたかもしれません。
では汚れが落ち、チェーンも綺麗になったことですし軽く近場に試走に行ってみよう。
GIANT CONTEND 試乗インプレッション
フレームはMサイズ
サドル高
サドル高さは次男の身長(172mmほど)からしたら割と高めに設定してある印象。
以前から私が
「サドルは低くして乗ると疲れる、できる限り高くしたほうが楽に走れるぞ」
と言ってたのを守っていたようです。(大雑把な説明です(^^;))
私の理想のサドル高さとほぼ同じくらい。
ハンドル高
ハンドルの高さ(ステムの高さ)はかなり高い位置になっていました。
まるで体が起き上がったクロスバイクのポジションのようで私には高すぎてコラムスペーサを全部無くし一番低い位置にしたいほど。
ただ、多くの初心者向けの(前屈が厳しくない)優しいポジション設定ではありました。
次男のようにロングライドの用途だったら疲れずに良いかも。
ハンドル幅
ハンドルのリーチ幅が420mmと広めのハンドルが取り付いており、私でも腕が八の字に開いてつらいほど。
多くの日本人ターゲットであれば400mmでも良かったんじゃないかと思います。
サドル
サドルのクッションは硬い部類(かな?)に入ると思います。
ツートーンのスリム形状でスタイルは私好みで良いのですが、長距離ライドでは苦痛に感じる人も出てくるかもしれません。(私はもう慣れているので問題ありませんが(^^;))
お尻の痛みが出る場合は次男のようにカバーをするか、交換したほうが幸せになれるかも。
STIレバー(SORA)、ブレーキ(TEKTRO)
私はSHIMANOでしたらどのグレード(105、アルテ、デュラ)でも操作性はあまり変わらないんじゃないかと思っていました。
ですが今回SORAを操作してみて、改めて上級グレード(105以上)の良さがわかりました。
変速でもブレーキ(テクトロ)でもとにかく操作が重い!
ディレイラー、ブレーキの動作とも問題無いのですが、デュラを使っている私には使いにくさがありました。
付属スタンド
このバイクには(オプションかもしれませんが)GIANTの専用スタンドが付属されていました。
平ペダルなのでランニングシューズの試走ですが、クランクを回すとスタンドが、シューズのかかとの靴底スポンジ部分が接触するかしないかのギリギリの位置に取り付けられています。
今回の試走で、シューズが3、4度ほど「ガッ」っと擦ってびっくりしたほどです。
通常のペダル位置から足を動かさなければ(又はビンディングシューズであれば)問題ありませんが、ラフにペダルに乗せるとシューズが接触する可能性がありました。
ホイール、タイヤ
ホイールは「GIANT SR3」
タイヤは「GIANT 700×25C S-R4」
どちらもジャイアントオリジナル品です。
走行時の一瞬の強弱にメリハリが無いのはやはりタイヤ、ホイール重量があるのが原因でしょう。
S-R4のタイヤは厚そうで耐久があるように見え、私が普段使っているタイヤよりパンクには強そうな25Cでした。
車体の重量
これは痛烈に重さを感じた。。
普段からかなり軽いバイクに乗っていますので、アルミフレーム+いろいろな付属品を取り付けた車体ではヒラヒラ感はあまり感じられません。。。
特にゼロスタート時の重さが躊躇。
ただ、一度速度に乗ると慣性の働きで、ある程度の巡行速度を維持することができます。
ギャップがある路面になるとカーボンとは違い、アルミフレームの頑固さに安心感があります。
ヒルクライム予想
私が現在乗っている「LOOK795」と「GIANT CONTEND」で「都民の森ヒルクライム」を登った時のことを比較予想すると、5分~10分くらいの差が出てしまう感じがします。
それほど重量に差があり、ヒルクライムでは不利に感じました。
部屋に戻り3台の自転車に加えます。
次回予告・・・
次回は、次男のGIANT CONTENDに「有線サイクルコンピューター」と「ボトルケージ」の取り付けを行なってみようと思います。
VETTA RT233 サイクルコンピュータ
OGK KABUTO PC1 ボトルケージ
ボトルケージの取り付けに一部問題があり、ちょっと手間が掛かりました。
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