ロードバイク盗難対策に『ブレードロック』という鍵はいかがでしょう?

自転車

ロードバイクに乗られる皆さんは盗難対策用に鍵を持っていますよね?

 

自転車ロックの種類

駐輪時の鍵と言ってもいろいろな種類があります。

ざっくりと大まかに下記のように分類されますが、それぞれに長所、短所があります。

 

U字ロック

◎ 頑固な金属のU字型アームで強度があるため盗難防止効果が大きい

 

× 形状が大きく収納が悪い

× 重量がある

チェーンロック

◎ 鉄製のチェーンにカバーがされており、取付形状に柔軟性がある

◎ チェーンの長さが数種類と選択できる

◎ 簡単に切断できない強度がある

 

× 重量がある

 

ワイヤーロック(小型タイプ)

◎ 長さがありアースロックがしやすい

◎ 小型形状のためツールボトル、ジャージのポケットに収納できる

◎ 重量が軽い

 

× ワイヤーが細いのでカッターで切断される恐れがあり盗難対策に不安がある

こちらワイヤーのみの太めのタイプ。頑固ですけど収納が・・・

 

と主な自転車ロックがありますが、メリット、デメリットなど形状によって様々。

スコアが満点の鍵はいまだありません。

ロード乗りの殆どの方はひたすら軽量化に勤しんでおりますので、あまり重量物を持ちたがりません。

ということで最軽量の

「ワイヤーロック」

を携帯して使用している方が殆どではないでしょうか。

 

そんな私も2018年までツールボトルに小型軽量のワイヤーロックを1個入れて使っていました。

私は自転車の盗難が心配なので、なるべく自転車から目を離さないように、ロックを掛ける場合は短時間で自転車に戻れるように注意しています。

お陰様で盗難に合うことも無く済んでいますが、遠出して昼食を取るときがいつも自分の中で悩みのタネ! (´・ω・`)

オシャレなお店、ゆっくりできるお店にも寄りたいんですけど・・・

 

自分が持っている細いワイヤーロックをじーっと見つめてもなんか頼りが無く
「早い!安い!うまい!」の吉野家の短時間で食事ができるお店でも、頭の中は常に外に停めた自転車のことが心配で気が気でない!

食事待ちでのスマホいじりも頭の中に入ってこないほどです。

できればこんな心配はしたくないですね。

 

そこでその後、2018年の4年前のことですが・・・

 

ブレードロックを使うようになりました

ブレードロックを使うようになりました。

ブレードロック

◎ 鉄のプレート数枚がリンクで接続されており、折りたためてコンパクトな形状になる

 

◎ ワイヤーカッターで簡単に切断できない強度がある

◎ 携帯性が良くツールボトルに入る

 

△ ある程度の重さがあるがチェーンロックより軽量

× 長さが短い

といった製品です。

 

私が現在使用しているものは

tate(タテ) フォールディング ロック コンボ LKW17600

キーのいらない可変式4桁ダイヤルタイプのフォールディングロック

浸炭焼入済 鋼鉄プレート+樹脂コーティング
可変式4桁ダイヤルタイプ
サイズ ( 使用時 ) : 700mm
サイズ ( 収納時 ) : L97×W57×H20mm

これを使っています。

 

今回はロードバイクに乗っている方が盗難対策で苦労されているところ

「ワイヤーロックだと盗難対策として心もとないんだよなぁ、自転車の鍵で良いものは無いんだろうか?」

 

の疑問に少しでも役に立ったら・・・

との思いより、自分が使用しているブレードロックに焦点を当ててみました。

 

ブレードロックのすすめ

実は・・・

上記の「tate」というメーカーのブレードロック(メーカーではフォールディングロックといっている)ですが、現在は残念なことに生産中止で市場には売られていません。

私からみると非常に出来が良いロックだっただけに残念でした。

ただ、今回ネットで検索しましたところ
この製品に代わる製品(たぶん形状が全く同じなのでtateと同品だと思われる)が売られていることに気が付きました。

その製品は後ほど紹介しますが、まずは私が持っているtateの仕様から紹介してみます。

 

ロックでありがちな「鍵を持参して差し込む」必要が無い、ダイヤル4桁仕様のタイプ。

1.任意に決めた4桁のダイヤルを合わせて

2.右側のボタンをポチッっと押すと

3.左側のロックが解除 されるようになっています。

畳んであるブレードを広げていくと・・

この程度の直径のリングになりました。

ワイヤーロックと比較すると直径が小さくて自由度がありませんが、この範囲ならワイヤーカッターでもへこたれない頑固なロックができます。

 

ホイールとフレームのロック

直径が大きくないのでこの程度。

 

フェンスとフレーム

「ホイール」と「フレーム」と「フェンス(地球)」を同時にロックしたいところですがアームが短いのでフレームとフェンスにロックするのがやっとです。

 

私は「ワイヤーロック」の代替で「ブレードロック」にする、といった使い方では無く、上記のように

1.「 ワイヤーロック」で従来のようにフェンス(地球ロックできるもの)にフレームとホイールをロック

2.「ブレードロック」でフェンスとフレームをロック
(ブレードロックで距離が足らず地球ロックができなかったらフレームとホイールのロック)

3.「GARMIN Edge830」でバイクアラーム設定(バイクに振動があるとアラームが鳴る)

 

と、1回の駐輪に3つの防犯対策を取り昼食時の駐輪を行なっています。

※私の経験から「ブレードロックのみの盗難対策」では、状況により地球ロックができない可能性が多々出てきます。
よって「ワイヤーロック」と併用することが良いと判断しています。

 

ワイヤーロック1つだけの時とブレードロックを併用して食事で駐輪する時の盗難の心配レベルを比較すると、

ワイヤーロックだけの場合の盗難心配レベルが70%もあったとすると

ワイヤーロックとブレードロックを併用したら20%ほどに下がった感じ。

ドキドキレベルを抑えることができ、自分の中である程度の安心感を持つことができました。

 

私のように盗難の心配事を少しでも減らしたいロード乗りの方が殆どかと思います。

この「ブレードロック」ってコンパクトでありながらロックを破壊しづらい形状で持ってこいのグッズではないでしょうか。

常に駐輪することが多いロード乗りの心配事を多少でも減らせることができたら、これは大きな安心感に変わるでしょう。

 

いろいろなタイプのブレードロック(大きくて頑丈そうなもの)が市場には出ておりますが、私的にはツールボトルにも入るこの「tate」がおすすめ。

 

ULAC エアロブレードロック  X5

先ほどの通り、私が使用している「tate」は現在販売されていませんので、(たぶんtateのOEM?また企業傘下となったんでしょうか?)『ULAC X5』というブレードロックが現在ではネットで販売されている同一のものかと思われます。

 

画像比較

私の tate LKW17600

ネット販売されている ULAC エアロブレードX5

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こちらの「楽天市場」と「Yahoo!ショッピング」で販売しています↓

※断定できませんが、形状が全く同じで性能もtateと同じものと思われます。

但し、検証したわけではありませんのでその辺は悪しからずです。

 

ULAC フォールディングロックの紹介

 

このX5も私のtateと同寸に見えるのでツールボトルに入るはず。

私の場合このようにロングツールボトル『ELITE BYASI』に入れています。

この上にワイヤーロックも一緒に入れて出掛けています。

 

ちなみに現在はこちらの

ファスナーで観音開きになるツールケースに入れて持参するようになりました。

 

私のツールケースとは違いますが、こちらのビットリアのツールケースのほうが一般的で皆さんが使われているものですね。

 

駐輪時の心配事はロード乗りの宿命。

盗難のリスクをできるだけ抑え安全にサイクリングを楽しみたいものです。

 

今回は「ワイヤーロックと併用するブレードロックはいかがでしょう?」

というお話でした。

 

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