前回からの続きです。
インスタコードが届きましたのでざっくりな弾き方説明をしてみます。
インスタコード 弾き方スタイル
まずは、こちらの演奏動画から見ていただくと、2種類の弾き方スタイルがあるのがわかります。
弾き方で
・机の上に置いて弾く『オン デスク』モード
ピアノのような鍵盤楽器やシンセサイザーのような弾き方の場合に使います。
・ギターのように手に持って弾く『ホールド』モード の2種類があります。
始めの設定でどちらの弾き方にするか「パッドの右側にあるボタン」で選択します。
※選択モードによりボタンに割り付けられたコードが弾きやすいように変化します。
コードの押さえ方
次からはギターモード(ホールドモード)で説明します。
F の押さえ方
ギターでは人差し指で6弦をバレーして他の3本で各弦を押さえます。(簡略法もありますが全部の指を使用します)
これが力が無い人にはハードルが高く、ここでギターをあきらめる人がいるのですが・・・
インスタコードでは押さえるべきコード位置のボタンを押さえるだけ。
表示されている「F」の場所(4番目の位置)を人差し指の先一本で押すとFコードが完璧に鳴ります!
指1本で「F」が鳴るんですよ! 凄いと思いません?
カポ3 の場合
ギターではカポを3フレットに取り付けます。
「設定ボタン」(下の画像の指の部分)を押し、「右側」スイッチを3回押すと「カポ3」に設定できます。
表示部に「Key+3」と表示され、カポ3に設定されたのがわかります。
音が3フレット分上がります。(いちいちカポを取り付ける手間がいりません)
カポ3、Bm の押さえ方
カポを3フレットに取り付けて、人差し指でバレー + 他の3本で各弦を押さえます。
インスタコードでは先ほどのボタンでカポ3に設定(Key+3表示)した後、人差し指の先1本で完了。
B7 の場合
インスタコードでもちょっとややこしい押さえ方があります。
B7では人差し指でBmを押さえて小指で「~」ボタン「7」ボタンを同時に押します。
2本の指を使います。
※「~」ボタンを押すと「Bm」なら「B」に、「F」なら「Fm」に反転します。
「Bm」から「~」を押して「B」に変換して「7」を付け足して「B7」を完成させる。
Am からの A7 は?
薬指でAmを押し・・・
そのポジションのまま、小指で「~」と「7」を同時に押し「A7」にします。
このあとは音色が変わるという技!
もはや、ギターでは無くシンセサイザーです。
音色、パッドの弾き方 の変更
ボタン一つでギター以外の音色を表現することができます。
ストラムモード
「はじくモード」でギター演奏時に使用します。
表示は「例:アコースティックギター(イージーモード)」となっています。
パッドをストロークで指ではじくとアコースティックギターの音色になります。
01 | Ac.-Gt(EZ) | アコースティックギター(簡単弾き) |
02 | Ac.-Gt | アコースティックギター |
03 | E-Gt.Jazz | ジャズギター |
04 | E-Gt.Clean | クリーンギター |
05 | E-Gt. Power | パワーコード |
05 | UKULELE | ウクレレ |
ヒットモード
「たたくモード」でピアノのような鍵盤演奏に適しています。
表示は「例:ピアノ」となっています。
鍵盤のようにパッドの上からたたくとピアノの音色になります。
01 | Piano | アコースティックピアノ |
02 | E-Piano | 電子ピアノ |
03 | MUSIC BOX | オルゴール |
04 | ORGAN | チャーチオルガン |
05 | Piano(W) | アコースティックピアノ(両手弾き) |
06 | E-Piano(W) | 電子ピアノ(両手弾き) |
07 | ORGAN(W) | チャーチオルガン(両手弾き) |
プッシュモード
「抑えるモード」で管弦楽器、シンセサイザーの演奏に適しています。
表示は「例:ストリングス(弦楽器)」となっています。
パッドを上から押さえている間、音が継続して鳴ります。
01 | Strings | 弦楽器 |
02 | Brass | 管楽器 |
03 | Whistle | 口笛 |
04 | Pad1 | シンセパッド1 |
05 | Pad2 | シンセパッド2 |
06 | FX | サウンドエフェクト |
ゆーいちさんが実演しています。
パッドのカスタム化
6本の弦に相当する「パッド」はエラストマー(ゴム系のプラスチック)でできています。
このパッドをストロークで弾くのですが、このゴムのようなパッドには多少の粘り気があり、指で弾くだけでもパッドに引っ掛かりやすく、長時間弾いていると指が痛くなってきます。
ピックを使おうと思ってもギターの弦のようにはうまく弾けず、こんどはパッドに対して負けすぎている感じ。
そこで家にあったいろいろなものを使い、一番使いやすいと思われるものをカスタムで作ってみることにしたらこれがうまくいきました。
一度作って取り付けていましたが、手順を上げるためもう一度最初から作ってみます。
キズテープの絆創膏を貼る!
ダイソー100円で買ってあった『キズテープ』のテープの部分を貼り付けるのがいいようです。
テープの不織布部分を剥がしてパッドの先端部分の大きさにカットします。
それをパッドの上に貼ります。
これで完成。
パッドの表面がつるつるになって親指、人差し指のストロークが楽になり、2時間弾いていても指が痛くなることもありません。
パッドのガードにもなって早期に劣化させることも無さそうです。
ただ、アルペジオのピッキングになると指が滑って、音が鳴りにくくなってしまってます。
自分のギター練習法
自分の部屋には楽譜がありません。
しかし、昔と違い現在ではYouTubeという便利な動画があります。
YouTube検索で「ギター 弾き語り コード」「歌詞 コード付き」などで検索すると
いろいろな方のギターコード付き弾き語り動画が結構アップされています。
例えば、
シンガーソングライター「畑中摩美」さん
この方の弾き語りなど私は練習曲にさせて頂いています。
男性では「オーリーズの音楽室」さんの動画
こちらの方の数曲も練習曲にさせて頂いています。
まとめ
いかがでしたでしょうか、インスタコード。
購入してから1か月になり暇ができるたびに手に取って弾いていますが、一度弾き始めると1時間以上も没頭するほど。
コードの抑え方はボタン1つ、2つなので、抑え方で困ることはありません。
コードを知っているだけに「C」と表示するとギターのCコードを押さえたくなるのですが、購入して30分もすると割り付けられたコードの位置を覚え、指1本、2本で演奏できるようになりました。
ただ、昔弾いていた頃と違ってリズム感が戻っておらず、テンポが合わなかったりしています(^^;)
今は一定のリズムが刻めるようその辺を練習しているところ。
あと、ストロークアレンジが以前のバリエーションのあったパターンを思い出せず、少ないところでしょうか。
おっちゃんになり、面倒くさいことは数日で投げそうなものですが、これだけは自分で好きなリズム、好きな音が出せるので飽きることなく今でも私の楽しいおもちゃになっています。
正直、家にあるアコギより面白い!
気になる方がいらっしゃいましたらこちらのインスタコードHPからいかがでしょう?
^^) _旦~~
<おわり>
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