私がロードバイクで使用しているヘルメット『OGK KABUTO ZENARD』
今回はこのヘルメットにカッティングシートを貼り、オリジナルデザインをしてみたいと思います。
昔、私が50㏄のオートバイに乗り始めた頃のヘルメットは、どのメーカーでも殆どが白色のヘルメットしか無く、カラーが派手系なものは私が白を購入した後から徐々に販売されるようになっていきました。
あの頃はカッティングシートを買ってきて無地の白色Araiヘルメットに自分でデザインをしては人と違ったカラーにしていた記憶があります。(2度ほどシールを作り直していました)
あれからウン十年経つ現在、若かった当時を思い出し、今度は自転車のヘルメットのシール制作に取り掛かってみようと思います。(^^;)
ヘルメットのカラーリングをデザインする
私の「OGK ZENARD」も購入してから7年ほど経ち、OGKも今や次々とカッコイイ新製品ヘルメットのラインナップを増やしており、ZENARDはもう既にカタログ落ちしている製品。
自転車のヘルメット耐用年数が3年と言われていますので、とっくに年数が経ち新品に交換すべきところなんですが、耐用年数切れを気にしながらも現在まで使用を続けている状況です(^^;)
ZENARD(ゼナード)パワーマットレッド
購入したそのままのカラーリングでも派手目なデザインのゼナード。
黒ベースで白と赤の細いカラーが入っており、何も手を加える必要も無さそうなんですが・・・
しかーし!ノーマルじゃ面白くないですね。
自分流にカスタマイズしてみましょう。
現在のデザインはイジらず、これに赤カラーを加えてより派手なヘルメットにしてみます。
貼る面を脱脂する
シールを貼るのでヘルメット全体をパーツクリーナーで脱脂しておく。
※私はヘルメットを使用するたびに、A.I.ネットは外して洗濯機へ、本体はシャワーで手洗いしているので、なるべく外観、内部とも綺麗な状態をキープできるように気を付けています。
転写シートを貼る
転写シート(粘着の弱い透明シート)をデザインする部分ごとに貼っていく。
・正面1か所
・上面4か所(向かって左側はシートが重なってしまうのでのちに制作しています)
・後頭部2か所
シートの上からデザインする
貼り付けたシートの上から油性マジックでデザインラインを引いていく。
カッティングシートは立体的な面では剥がれてくる可能性があるため、なるべく1つの平面になるようデザインします。
また、とがった形状にすると剥がれやすくなるのでデザインの先端は丸い形状にしたほうがいいですね。
貼り付けたシートにラインが引けたら・・・
転写シートをカッティングシートに貼り付ける
ヘルメットから転写シートを剥がし、赤色カッティングシートに貼り付ける。
カッティングシートをカット
ラインに沿って転写シートの上からカッターナイフでパーツをカットしていく。
必要無い外側部分はカス取りを行ない、パーツ単体を残すだけにします。
ヘルメットに貼り付ける
1パーツづつズレが無いよう丁寧に貼り付けていく・・・
赤シートの上に転写シートが貼り付いているのでシール全体にコシができ、貼りやすい状態になっています。
正面
上面
後頭部
転写シートを剥がしてできあがり
転写シートの上から強く圧接して、そのあと転写シートを丁寧に剥がしてできあがりです!
仕上がったので
ノーマルタイプとカスタムタイプを比較してみましょう。
ノーマルタイプ(貼る前)
カスタムタイプ(貼った後)
ノーマルタイプ(貼る前)
カスタムタイプ(貼った後)
ノーマルタイプ(貼る前)
カスタムタイプ(貼った後)
イイ感じでしょ? こっち ↑ のほうがカッコイイと思いません?(;^ω^)
側面(貼った後)
上面(貼った後)
黙ってれば誰もカッティングシートを貼り付けているなんて思わないほどさりげないデザインになりました。
トータル1時間15分程度の簡単な作業。
私の場合、たまたまカッティングシートと転写シートがあったので簡単にできましたが、ほかの方でも工夫次第でヘルメットデザインはできますし、この方法をアレンジすることでヘルメットに限らずどの場所にも自分のデザインが表現できます。
今回はヘルメットにデザインしたシールを貼るプチカスタムの巻でした。
おまけ
※ちなみに転写するこの手法でホイールもデザインしています。
(こちらの場合、パソコン&カッティングマシンを使用しています)
ホイールデザインの記事はこちらからどうぞ ^^) _旦~~
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