20年ほど乗っていた通勤自転車を入れ換えることにした

自転車

通勤で20年ほどずっと使っていた自転車を、倉庫に眠っていた別の自転車と入れ換えることにしました。

 

現在の通勤自転車が『SUGIMURA PREGRESSIVE』、20年前に兵庫の自転車屋さんからネット購入したものになります。

通勤で使うので盗まれてもショックが小さくて済むよう安いロードを探していたところ、40,000~50,000円くらいのものを見つけて購入したものでした。

のちのちホイールはシマノに交換し、他の部品もぼちぼちと交換するようになりましたが、

まさか、このやっすいアルミフレーム自転車が20年も持つとは・・感慨深~!

 

自転車を捨てる決断をする!

20年もの間、通勤に使いながらも奇跡的に一度も盗まれず、所々疲れて傷んだ場所もありますが、自分的には使いやすくていろいろな想いがたくさん詰まった自転車。

もうちょっと乗れるとは思っていたんですが・・・

 

 

まずはここからお話ししないと。。

 

私の部屋が自転車屋じゃあるまいし現在ではこんな状況になってきています。

部屋の中に4台もの自転車があり、かなりのスペースが取られてしまっています。

・JAMIS:ダカールコンプ

・SPECIALIZED:ルーベプロ

・LOOK:795 LIGHT

・GIANT:CONTEND2

※GIANT CONTEND2は次男のバイクですが本人の部屋がいっぱいで置く場所が無いというので急遽私の部屋に置くことになった(^^;)

 

この自転車を何とか減らしてスペースを確保したい!と思っていたところ、おくさまから

「もう、通勤用の自転車を捨てて、別の自転車と入れ換えたら?」

と強く言われてしまった。。

 

自分もそりゃボロい通勤用の自転車を入れ換えたいとは常々思っていましたよ・・・

ボロ自転車でも捨てられないほどの思い出があるんだ、、とずっと躊躇していたんですが、いよいよそうも言ってられなくなってきました。

 

青色の通勤自転車を捨てる!

倉庫に眠っている赤色のGIANT TCR2と入れ換える!

 

という一大決心をすることにしました。

 

赤い自転車を倉庫から引っ張り出してみます。

 

2002モデル GIANT TCR2

この自転車は従兄のTくんの形見のバイクなので現在まで大切に保管していたものでした。

※2012年に乗っていたころの画像。 川崎市の海岸にて

 

自転車を譲り受けたときの記事はこちら

形見のGIANT TCR2 とTくんとの思い出
みんカラ(みんなのカーライフ)とは、あなたと同じ車・自動車に乗っている仲間が集まる、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)です。

 

昔はこれで富士スピードウェイや、乗鞍ヒルクライムレースにも出ていた時がありました。

2002年製で年式は古いのですがまだまだ全部品が絶好調!

通勤に格下げして雨ざらしの中で乗るのがもったいないくらい。

でもTくんからしたら倉庫に眠らせておくより乗ってもらったほうがよっぽど嬉しいんじゃないかな、っと思い直し、Tくんの想いも乗せて今後は外に出してどんどん走ることにしてみます。

 

古いパーツを公開

古いバイクで珍しい部品が付いているのでちょっと公開してみます。

105 ブレーキ

現在のシマノのブレーキとは違い、ツルっとした形状でまた銀色が輝きを放っています。

私は現在の黒色より、このようにポリッシングして磨きをかけたシルバーパーツがデザイン性に優れて好きなんですけど(^^;)

 

105 STIレバー

『FLIGHT DECK』サイコンをあとからオプションで取り付けられるように、手元スイッチが取り付く場所が設けられいます。(のちの画像を参照)

このころのチェンジタイミングは現在とは違い、(シフトダウンで)レバーを押した時にはギアがチェンジしません。

押してからレバーを離したタイミングでチェンジしますので、レースではチェンジによるタイムロスがあって不評だったんじゃないかと思います。

 

フライトデッキ(サイクルコンピューター)

両側のSTIレバーに手元スイッチを付け、有線でサイコンまで引っ張ってきています。

STIで現在のギアポジションを出力し、画面にギアポジションを表示させています。

また、STIのギアポジションと有線のスピードセンサーにより、タイムラグ無しでケイデンスが計算され表示されます。

全て2つの手元スイッチで操作できますのでフライトデッキ側の表側にはスイッチは付いていません。(裏側のスイッチで切り替え操作もできます)

時代を先に見据えた高級な機能が付いていましたが、このフライトデッキはそれほど業界では流行らずに廃れていってしまったようです。

 

105 トリプルクランク

今では見ることが無い「52T-39T-30T」のトリプルクランク

3枚のチェーンリングが取り付いています。

 

デュラエース フロントディレイラートリプル

当然3段階にチェンジする必要があるので3段専用の間口が広いディレイラーを使っています。

現在の2段でも動作的には厳しいのに3段もの切り替え動作を行なっています。

トリプルクランクではアウター、ミドル、インナーの3段のうち、普段はミドルをデフォとして使います。

 

105 リアディレイラー

銀色のかわいいヤツ。

現在では黒色でごっつい形状になっていますが、このタイプは銀色で割と小ぶりなスタイルがかわいく見えます。

昔のディレイラーはスプロケが小さかったこともありテンションプーリーも短く、割とこじんまりしていました。

 

9枚スプロケット

当時のロードバイクでは9段変速が当たり前の時代でした。

ここから時代が進むにつれ、10段、11段と増えていき、現在では12段にもなっています。

それでも

フロント2段×リア12段=24段変速 に対して

この自転車はフロント3段×リア9段=27段 なので段数の多さだけでいったらこのバイクの勝ちでしょうか?(;^ω^)

 

部品の移植をしてみる

では通勤仕様にするため『GIANT TCR2』に部品入れ換えをしていきます。

 

スタンド

当時でも十数万円していたロードバイクにスタンドを取り付けます。

(実はこれが一番嫌でした。。高価なロードバイクにカッコ悪いスタンドが付いてしまった!)

フレームにキズが付かないようにビニールテープでガードしてから取り付けました。

 

補助ブレーキ

以前の自転車には上ハンでもブレーキを掛けることができる『補助ブレーキ』が付いており、非常に使いやすいものでした。

ブラケットを持つ深く屈んだ姿勢のロードポジションを取る必要が無いので、クロスバイクのような楽な乗車姿勢で乗ることができます。

この部品を移植するつもりでブレーキワイヤーを切って部品取りをしました。

 

補助ブレーキの取り付けはワイヤーの取り回しの関係で、バーテープを剥がす必要があります。

手間が掛かる作業なので今回は見送って、暇がある時にでも改造してみたいと思います。

補助ブレーキをハンドルに取り付けて、アウターケーブルを途中でカットし(インナーワイヤーはカットしない)、インナーワイヤーの途中にブレーキレバーを噛ませる必要がある。

(という作業をいずれやってみます)

 

ライトの取り付け

暗くなると自動で点滅するソーラーバッテリーライトも移植しました。(上記写真)

フロント、リアともにソーラーバッテリーライトでキャットアイの充電要らずのものを使っています。

 

サドルの取り付け

通勤用に使うのでお尻にやさしいコンフォートサドルを取り付けました。(画像無し)

 

平ペダルの取り付け

メインで使っていた時はビンディングペダルを付けていましたが、倉庫に眠らせていたときから普通の平ペダルに変更してどんなシューズでも乗れるようにしました。

 

通勤自転車の入れ換え完了

①前後ライト取り付け

②平ペダル取り付け

③コンフォートサドル取り付け

④スタンド取り付け

で通勤自転車仕様の完成!

サドル位置は通勤用のため、足付き性が良いようにわざと低い位置で取り付けています。

(写真ではちょっと低すぎる感じでしたねー、乗り心地を見ながら徐々に調整してみます)

 

「S-WORKSホイール」(苦笑)が取り付いて通勤自転車で乗るにはもったいないほどのカッコよさ! と自画自賛(^^;)

 

家の駐輪場所は屋根が無く雨ざらしとなってしまうのが残念なところなんですが、従来の自転車でも20年も持ったのでメンテナンスさえしていれば大丈夫でしょう。

 

 

ということで、青色の旧通勤自転車は来週には区の産廃行きとなりました。

 

 

青自転車

20年間、雨の日も雪の日もお勤めご苦労様、

そしてありがとう・・・(泣)

 

部屋が広くなった!

さっきまで部屋にあった4台の自転車、JAMISのマウンテンバイク1台を空いた倉庫に移動して、3台を詰めて並べると・・・

 

なんと、部屋のスペースが広くなりました!

って、ほかの人から見るとまだまだ自転車が多くて邪魔な部屋でしょうけど・・・(^^;)

 

 

機械式地下駐輪場

話は変わって駐輪場について。

 

私の通勤先の駐輪場所は『機械式地下駐輪場』を契約してそちらに止めています。

 

機械式駐輪場 入出庫の動画を撮ってみた
みんカラ(みんなのカーライフ)とは、あなたと同じ車・自動車に乗っている仲間が集まる、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)です。

過去の画像より

※自転車のシートステーにICタグを付けてセット時に契約自転車の入出庫のチェックをしています。

 

ボタンを押すと自動で自転車を引き込み、地下深い駐輪場に保管します。

 

よって

高価なロードバイクを止めるときでもロックは必要無く、盗難の心配はゼロ!

 

倒されたり、接触されてのキズも付けられることはありません。

 

入れ替えたジャイアントの通勤自転車は旧レアなロードバイクになりますが、この外部から侵入できない管理された駐輪場によりこれからも安心して止めておくことができます。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました