ディレイラーハンガーが曲がってしまった!
私が乗っているロードバイク「LOOK795」ですが、購入してから5年7か月目。
その間1回だけ落車しています。
「都民の森ヒルクライム」の時、低速コーナーでよそ見して縁石にぶつかって落車したんですが、その時のバイクのダメージは無く、バーテープとブレーキレバーの先端がちょっと削れたくらい。
その後の衝撃によるバイクのダメージというものは無かったのですが、最近になって
「シフト変速が変な感じ」
「トップギアに入らない」
「クランクを逆回転に回すとチェーンが落ちる」
といった問題が出てきました。
おかしいなー?
と思いながらもワイヤーアジャスターを調整しますが、うまい具合にいきません。
2つのトラブルが
結論から先に言うと、2つのトラブルが重なっていました。
トラブルの1つは
◎ディレイラーハンガーの曲がり
もう一つは
◎シフトワイヤーの傷みによる引っ掛かり
でした。
今回は1つ目のハンガー曲がりの件を先に解決しようと思います。
ディレイラーハンガー交換
現在まで派手にバイクを倒すことは無かったのですが、撮影用に立て掛けていたバイクが何度か
「風が吹いて倒れた」
ことがあります。
ついこの間、風が吹いて倒れた時にどうやらディレイラーに衝撃を受け、ハンガーを曲げてしまったようです。
ディレイラーハンガーの曲がり
ハンガー曲がりが原因でチェーンを逆回転させるとチェーンが落ちるという現象が頻発。
ちょっとこの画像を見てください。
ただ、風に煽られ倒れただけなんですがでこんなにハンガーが内側に曲がってしまった・・・
変速できていたので気が付くのが遅かったのですが、クランクを逆回転させるとチェーンが内側に落ちる現象が頻繁に起きるようになったために発見することができました。
地面と垂直であるべきディレイラーがこれだけ傾いて内側に入っている状態なので、逆回転させたらチェーンリングから外れるのは当たり前ですよね。
他メーカーのロードバイクに、ハンガー予備が付属しているのかは知らないのですが、LOOK795を購入した時には『LOOKツールバッグ』の中に予備のディレイラーハンガーが1つ付属していました。
救われました~。
こちらと取り換える作業を行なってみます。
フレームからハンガーを外す
先にハンガーからリアディレイラーを外しておきます。
次に画像の皿ネジ2個を外してフレームからハンガーを外します。
ハンガーの変形を確認
外したハンガーを新品と並べて比較。
左:新品 右:曲がりがあるもの
これだけでは変化が無いように見えますが・・・
2つの部品を重ね合わせて水平度を比較してみます。
上:新品 下:曲がりがあるもの
上の新品に対して下の部品がこれだけ曲がっているのが確認できました。
こんなに変形しているのでトラブるのはあたりまえか。。(^^;)
フレームにハンガーを取り付ける
新品のディレイラーハンガーをフレームに取り付け、リアディレイラーも取り付けます。
ケーブルアジャスターで変速位置を調整し、取り付け完了。
交換前と比較すると、リアディレイラーが地面に対して直角に戻ったのがわかるかと思います。
これでチェーンを逆回転しても外れることが無くなりました。
とりあえず、ディレイラーハンガーが正位置に戻りひと段落。
次回・・・
しかし、もう一つのトラブル
「シフトワイヤーの傷みによる引っ掛かり」
が解決していません。
この次の日、シフトワイヤー部材が届いたので今度はそちらの交換作業を行います。
ここのところトラブルばかりの私ですが(別にネタを提供しているわけでは無いのですが(^^;))
次回、「インナーケーブル(シフトワイヤー)交換編」
果たしてうまくいくでしょうか??
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