【LOOK795】新サドル交換に伴いフレーム『ISP』をカットする②

LOOK795

いよいよです!

LOOK795のフレームを切断!

鉄ノコを用意し『ISP(インテグラル・シート・ポスト)』を15mmカットする準備が整いました。

 

ISPカット スタート!

ギーコ、ギーコ、よいしょ、よいしょ・・・

鉄ノコでソーガイドのスリットをガイドにカットしていきます。

ドキドキしながらのカットです!

前回2015年にカットした時のブログを見ると10分ほどでカットしたと書かれていましたが、今回はノコの刃が立ってなくて悪かったのか、全カットまで20分ほど掛かりました。

刃がダメなのかそれともカーボンが硬かったのか体力が落ちたのか(´-ω-`)!?

 

大汗掻いてカットできました。汗が滴って(;^ω^) 試走前にヘトヘトです。

切断完了!

 

ヤスリ仕上げ

鉄ヤスリで表面を均し仕上げます。

残念なことに平ヤスリが見つかりません。(>_<)

仕方がないので鉄の丸ヤスリ1本で平面を均しました(^^;)

外側カド、内側カドに軽く糸面取りを施します。

 

瞬間接着剤 塗布

おまじないみたいなものですが・・

カット面に瞬間接着剤を垂らし、均一に塗り固まるのを待ちます。
(ネット情報より:カーボン繊維に接着剤を染み込ませてカット面に強度を持たせます)

浸透型の瞬間接着剤が無かったのでゼリータイプのものを使いました。

カーボン繊維に沁み込んでいきません・・・

 

LOOK E-POST2機構

久しぶりに外してみたので『LOOK E-POST2』を解説してみたいと思います。

・下側のボルトを締め込むと縦のポスト下側の長さが縮まり、3か所のリング状のエラストマーが膨張、フレームチューブ内側からポストを保持する機構になっています。

・一番下のフックはDi2バッテリーを取り付けることができるフックになっています。シートポスト内に棒状のバッテリーを仕込むことができます。

・ISPの縁に乗る部分の材料はエラストマーになっており、フレームから伝わる振動を吸収できるようになっています。

※以前のブログ記事で『スペシャライズド ルーベ』のZERTZ(振動減衰機構)を説明していましたが、このLOOK795もポストにエラストマーを使い、フレームからの振動が伝わりにくい構造にしています。

 

ちょこっとカスタム化

以前からやっていることですが、ここのエラストマーを赤色にデザインしてみます。

前回ブログの『ハンドル交換』でも使用したシリコンテープ

『レスキューテープ』をここでも使ってみます。

エラストマーの部分に2周ほど巻きます。

はみ出た下側部分をカッターでカットし完成。

黒いシートポストの中に赤色を付けてみました。

 

E-POST2 取り付け

E-POST2をフレームに取り付け、固定しました。

 

サドル高計測

カットした後の床面からのサドル高を測ってみましょう。

セライタリアの場合 94.5cm(床面より)

※計測し忘れましたがたぶんこの値のはずです。

 

旧サドルを外して、いよいよ新サドルと交換です。

 

TNi SLIMを取り付けました。

TNi 95.5cm シートレール高さの差、およそ10mmの差になっている。(はず!)

部屋の中で跨ってみましたがイイ感じです!シューズを履いていない状態でぎりぎり足が届いてますがシューズを履いてちょうどいい具合か?(^^)/

 

因みにクランク中心からサドルまでの(一般的な)計算式

股下(81.5cm)×係数 0.88=クランク中心からサドル高さまでの距離(71.72cm)

のところ

理想値に近い値 実測値71.5cmになりました。
(測定の画像はありませんが)

※今までは意識してこれよりおよそ5mmほど高めのサドル高で乗っていたんです。

 

サドル高調整はうまくいきました。

 

あとはこのサドルにリアライトを私流のオリジナルな方法で取り付けて完成になります。

 

<つづく>

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