STRAVAで富士ヒル自己ベストと今回データを比較をしてみる

レース関係

『Mt.富士ヒルクライム』に参加された方、お疲れ様でした。

6月の梅雨時にしては雨に降られることが無く良い環境でレースができ、コロナ禍の中の大会でしたが大成功だったんじゃないでしょうか。

 

目標タイムを達成された方、また、私のように目標に届かなかった方、終わった現在もあの時のレースの模様を振り返り、いろいろな想いを噛みしめているところかと思われます。

 

 

その後に自分のレースを客観的に自己分析をされていたりしています?

 

STRAVAのデータで自己分析できるんですよ!

富士ヒルが2度目以上の方であれば以前のデータがSTRAVAに残っていますよね。

何度か挑戦した中でも『自己ベスト』はそれ以上のベストのタイムを出さない限り、パーソナルベストとして自分の画面に表示され続けます。

 

その時の

自己ベストと今回の2022年のデータの走りを比較することができることは知っていました?

 

私の見苦しいタイムを公開するのは恥ずかしいのですが、そのデータを見本に自己分析の仕方を見ていってみましょう。

 

富士ヒル時のデータを表示する

まず、大会時のデータを表示させると

様々な区間データとして『セグメント』が表示されます。

 

しかし、そのまま表示しただけでは大会本来の『富士ヒルクライム』区間24kmのセグメントは出てきません。

※スバルライン料金所からのセグメントはありますが大会の計測区間が見当たりません。

 

そこで各セグメントが表示されている一番下の

『他42件を表示する』 をクリックしてみます。

 

すると・・・その中に

ローディー有志が作った『富士ヒルクライム』のセグメントがいくつか出てきます。

※スマホSTRAVAアプリでは21セグメントしか表示しません。パソコンからSTRAVAを立ち上げてみましょう。

※スマホでもSTRAVAアプリからでは無く、STRAVAホームページからログインすると表示させることができます。

※自分の知らなかったセグメントが出てくるので一度は表示させてみる価値アリです!

 

 

計測スタート場所の『胎内洞窟入口』交差点先からの『富士ヒルクライム』のセグメントが出てくるので、

公式で発表された自分の富士ヒルタイムに一番近い『Mt.富士ヒルクライム』セグメントをクリックします。

 

表示されました。(ブロンズにも届かないこんなタイムで恥ずかしいんですが(;^ω^))

※平均速度が遅いながらも最高速度34.5km出ていたよう。

心拍は平均181bpm、最高187bpm。ちょっと危険区域ですよね(;^ω^)

 

この画面で『比較』をクリックしてみます。

 

そうすると・・・

 

自己ベストとのタイム比較が表示されました!

自己ベストの時のタイムと今回のタイムが比較できるようになっています。

画面の見方

右側の上アスリートは今回の自分

   下アスリートは過去の自己ベストの自分

 

・グラフの横軸が距離

・縦軸がタイム差

・グレーの斜めが高度

になっています。

 

グラフにカーソルを持っていくと縦黒バーが表示されますので取り敢えずスタート位置の左端に持っていきます。

このグラフの見方は

黒線が自己ベストの時のライン:このタイムを0秒として基準にしますので、ゴールの24km先まで0秒になっています。

ピンク線が今回のタイムグラフ:0秒の黒線からどの程度ピンク線がずれているのかで、タイムが遅い(タイムが速い)がわかるようになっています。

 

ではその先に行ってみましょう。

 

5km地点での差は?

自己ベスト時とそれぞれの地点でどのくらい違いがあるか見ていきます。

 

グラフの縦軸をカーソルを5.0km地点のほぼ近い位置に合わせます。

そうすると右上のアスリートのタイム、スピードが変化していきます。

私の場合、

5km地点で

今回:20分35秒(計測地点からのタイム)

自己ベストより+2分02秒遅れている

のが確認できます。

 

ブロンズの1時間28分タイム表の20分23秒と比較すると、

自己ベストからは遅れていますが、タイム表とほぼ同じくらいなので、この時点でレース時は遅れていると思っていましたがタイム表通りの予定の走りができていたようです。

 

※この時点でブロンズの1時間30分より-2分ほどの1時間28分(予定通り)になっているのがわかります。

 

10km地点での差は?

グラフの縦軸を10.0km地点に移動しました。

 

10km地点で

今回:40分06秒(計測地点からのタイム)

自己ベストより+3分55秒遅れてしまいました。

 

自己ベストとタイムの開きが大きくなりグラフも黒線と平行にならず、ピンク線が+側に開いてきてしまいました。

※タイム表が38分38秒なので遅れだしました。(ほぼ貯金0でこのままのゴールで1時間30分あたり)

 

15km地点での差は?

グラフの縦軸を15.0km地点に移動しました。

 

15km地点で

今回:1時間00分29秒(計測地点からのタイム)

自己ベストより+5分00秒も遅れてしまっています。

ただ、この辺りのグラフが水平になってきていますので、自己ベスト時とこの間はタイム差は広がっていないことがわかります。

自己ベストと同スピードで刻んで13km~17km付近まで遅れないように堪えています。

 

20km地点での差は?

20.0km地点を見てみると・・

 

20km地点で

今回:1時間21分56秒(計測地点からのタイム)

自己ベストより+6分36秒

 

この辺りになると腰の痛みが増してきて、脚の疲労が限界にきているところ。

ガクッとスピードが落ち、ベストとの差が一段と開いてきているのがわかります。

 

最後のゴール地点では・・・

縦軸を右側の端に持ってくるとゴール地点になり、最終タイムが比較できます。

 

今回:1時間36分27秒(計測地点からのタイム)

自己ベストより+9分31秒の差が付いてしまいました。(STRAVAの自己ベストは1時間26分58秒)

 

STRAVAセグメントなので厳密には公式タイムとは違いますが、

ほぼデータに沿った過去の速かった時の自分との比較ができました。

 

このグラフより、どこの場所で頑張れて、どこの場所に問題があったかが判断できます。

私の場合は腰の痛みがあったので、ベストタイムに沿った近いデータを作ることができずに大幅にタイムが落ちてしまっていますが、

グラフからは13km~17km地点では、自己ベスト時と比較してタイムが遅れる事無く同スピードで頑張れているのがわかります。

後半は脚が売り切れ、極端に遅れだしたのもグラフを見ると一目瞭然です。

 

私はトレーニング不足がたたり、持久力が無いことで後半タイムを落としました。

このように自己分析することも来年の富士ヒルに挑戦するには大切なことかと思います。

大会が終わるたびにグラフを見て自己分析するのも楽しいですよ。

 

距離からどの時の勾配で遅れたかが把握できれば、富士ヒルの自分の得意、不得意の部分がこのようにSTRAVAで分析できます。

 

 

Flybysを表示

また、STRAVAには別機能として『Flybysを表示』させるとSTRAVAを登録している他の選手との走行比較が表示できます。

※FlybysもパソコンのSTRAVAでないと表示することができないので注意。

(スマホでもSTRAVAアプリからでは無く、STRAVAホームページからログインすると表示させることができます)

 

パソコンの中で、各選手のリアル富士ヒル走行を表示でき、抜きつ抜かれつの場面を再現できます。

こちらでも他選手とのスピードが比較できるので自分の苦手な部分が見えてきます。

是非この機能も表示させてみて他の選手との走りの比較も確認してみるのも楽しいですね。

 

STRAVAって楽しい!

STRAVAと同期するサイコン(GARMINなど)を持っていなくても、スマホに「STRAVAアプリ」を入れるだけでSTRAVAが使えるようになります。

 

普通のサイクリングでももちろん使え、データはSTRAVAのクラウドにアップされます。

簡単にどのパソコンからでも自分のデータを見ることができますので、上記のようにFlybysを表示させるとその時間帯に走っている他の人の走りも見ることができるので面白いですよ。

STRAVAを使ったことが無い方は一度試してみては如何でしょうか?

ここまで遊べて分析できるSTRAVA、私はお勧めします。(^^)/

 

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