第18回 Mt.富士ヒルクライムに参加しました

レース関係

2022年6月12日(日)  第18回 Mt.富士ヒルクライムに参加しました。

 

日本一のヒルクライム『Mt.富士ヒルクライム』の本番がやってきました!

 

やっとですね、

私、コロナ前の2019年が最後でしたので3年ぶりの参加となります。

 

参加される選手が様々な想いで出場されると思いますが、私も人一倍今回の富士ヒルには特別な想いを持って臨みます。

 

ここからは

私のレース前日からレース当日のことまでを1ページで延々と事細かに書き上げる「私の富士ヒル日記」。

これを見て頂いたらレースに参加できなかった方も行った気になれるんじゃないでしょうか?

今回は一段と長文になってしまいましたがめげずにお付き合いください。

 

 

ゆっくりしていってね。(^^)/

 

 

6月11日(土)大会前日

富士ヒルの受付が前日のみとなりますので土曜日から山梨入りして会場に向かいます。

移動日の早朝から楽しいイベントがこれから始まるワクドキ感で目覚めました。

 

富士山パーキングに到着

朝も早くから目覚めてしまい出発が早かったこともあり、予定よりも早い8時に「富士山パーキング」に着いてしまった(^^;)

駐車場も空きがある状態で、一つ置きの余裕の駐車。

天気は曇りですが寒くも無く半袖でちょうど良い気温。

 

いつもの私の富士ヒルクライム、前回までなら8、9人と多かったグループでの行動でしたが、今回は静岡から来るHくんと私の2人だけです。

人数が少なく盛り上がりに欠けますが、2人で楽しんでいきましょう!

 

Hくんと富士山パーキングで待ち合わせの予定でしたが、私が早く着きすぎたため連絡を入れ、先に会場入りすることにしました。

 

富士北麓公園行きのシャトルバスが8時30分から出ています。

2便目の35分発のバスに乗車。

富士急バスに乗るだけでも楽しいじゃないですか~。

 

富士北麓公園の会場

いつもの場所に到着しました!

9時からの入場なのでまだ時間があります。入口でちょこっと待ちましょう。

 

その前に気になっていた件、

いつもの屋台や吉田うどんはどんな感じになっているんでしょうか?

 

裏側に回って見に行ってみると・・・

なんと、1つも屋台が出ておらず、いつもの場所には何もありません。やっぱりか。

コロナによる飲食物の販売は自粛しており、こちらでの飲食はできないようになっていました。

 

ってことは・・

明日下山してきてもフィニッシャーリングは郵送で受け取ることになっているし、お楽しみのうどんも無しか、、

もしかして下山した富士スバルラインの料金所を過ぎたそのままの流れで、それぞれの駐車場に分かれて自然解散みたいな感じになるのか・・・

と理解。

会場に戻ってきてからの「みんな揃って吉田うどんでお疲れ会」みたいなワイワイできるもう一つのイベントが無くなっていることの寂しさを感じました。

 

よってこちらの「北麓公園競技場入口」は通ることが許されず、進入禁止になっていました。

裏側はまるまる閉鎖ですね。

 

駐車場からの門は9時になり、開場しました。

検温チェックして入場していきます。

朝いちばんの会場の風景

 

サイクルEXPO

出展ブースが60店舗ほどありました。

ではざっくりと目に留まったサイクルEXPOのブースをあげていきます。

wahoo

かっこいいサングラスがありました。

QRコードからメール登録でフェイスタオルを頂きました!

PINARELLO

コンプレスポーツ

スイス生まれのアウトドアスポーツブランド。

OGKカブト

あご紐のバックルが磁石タイプの優れモノの新商品がありました。

両側の紐を近づけるだけであご紐が磁力でくっ付きロックされます。

外す時はバックルを90°方向にずらすと外れるようになっていて簡単に脱着できる機構に関心しました。

CANNONDALE

メルマガ登録でキャノンデール印のネックゲイターをゲット!

COLNAGO

TREK

Wilier

CANYON

GIANT

cervelo

YONEX

Mt.FUJI Hill Climb ALL PLAYERS

自分の名前を探すことが参加者のイベントになっています(^^

優勝トロフィー チャンピオンジャージ

フィニッシャーリング

グリーンとピンクが無くなってるんですけど! 詳しいことはわかりません。

優勝メダル

優勝メダル、初めて見ました!

 

話は全然違いますが私『第1回 富士山ヒルクライム』のブルーメダルを持っています(;^ω^)

ややこしいので気にしないでください。

今日は「富士ヒルクライム」のイベントです。

第16回 富士ヒル優勝者

男子:佐々木 遼 選手

女子:榎本 美帆 選手    

第17回 富士ヒル優勝者

男子:池田 隆人 選手

女子:望月 美和子 選手   

女子で1時間10分とか12分とか・・・驚いちゃいますよね!

さて、18回の今年はどの選手が優勝するのでしょうか?

 

 

人も増えてきた10時30分ころの会場。

空は怪しいのですがまだ雨の気配は無く、皆さん余裕でEXPOを楽しんでいます。

 

Hくんと合流したのはいいが・・・

ここでHくんが会場入りして無事に合流できました。

揃ったので、2人で受付を済ませて・・

 

「Hくん、下山荷物を先に預けて身軽になってからブースを見学しよう」

 

と話したところ、さすがHくんです、ここへきてやってくれました。。

 

「え? しまったっ!(◎_◎;)

  下山荷物持ってくるの忘れたっっ!!」

 

受付用紙を持参することだけに気を取られてリュックを忘れてきた!

だって。

どうりでほかの人と比べてもHくんだけ身軽なかっこだったわけだ。

もう一度シャトルバスで「富士山パーキング」まで行って車から下山荷物を持ち、往復することになりました。

 

まあ、今日はいくらでも時間があるから私、会場で待ちますが、この時すでに2周ほどブースを周っています(;^ω^)

 

Hくんが2度目の会場にシャトルバスで到着するとそこには・・・

Hくんがシャトルバスで2度目の到着です。

すると、前回まで一緒にグループで参加していた『Iくん』もバスから降りてくるではないですか。

 

偶然Hくんが乗ってきたバスと一緒だったようで、Iくん、以前から聞いていた通り去年から所属チームで参加していました。

 

せっかくの記念なので一緒に写真を。

左からIくん、Hくん、私。

Iくんとは2人で富士ヒル試走したこともあります。

Iくんが初めての富士ヒルの時は私と同じくらいの1時間25分くらいからスタートしていたんですが、今ではシルバーも上のほう、一桁に迫る勢いでトレーニングを積んでいるよう。

いつの間にか成長して届かないひとになってしまいました。さすが若さには勢いがあります。

 

右側の2人のおじさんたちは維持するのがやっと。。それどころか落ちていかないように堪えています(^^;)

 

お互いに健闘を祈り、Iくんを送ります。

 

五合目行きの荷物を預けます

Hくんも荷物を持ってきたことですし、五合目行き荷物預けのカゴ車に預け身軽になります。

今年は(去年から?)当日の預け荷物が無くなりました。

これにより明日の早朝の預け渋滞は無くなるようですね。

 

TREKのお立ち台

Hくんとブースを回っているうちにTREKのお立ち台がありましたので2人で記念に

「自転車で富士山登ります!」

 

明日は「富士山登りました」の報告ができるでしょうか?

 

ひと通りブースを回って楽しんだ後はシャトルバスに乗って富士山パーキングに戻りました。

 

お昼近くになり、昼食を食べに車で移動しますがその頃になると雨が降り出してきたので、ギリ会場を後にして2人してホッとしたものです。

逆に午後、会場入りした方たちは雨の中大変だったかと思います。おつかれさま。。

 

民宿で早い時間からくつろぐことに

昼食後、いつもの老夫婦のおじさん&おばさんでやっている昔ながらの昭和の民宿に移動。

早い15時からのチェックインですがお邪魔いたします。

 

通されたところは2人で十畳で贅沢すぎの広さの部屋!

おばさんの話では今回のお客さんは私たち2人だけとのこと。

どうやら貸し切り状態のようです。

 

茶菓子を頂いた後、本日の戦利品を並べて、顔を隠して画像処理の手間を省きます。

(あやしい!!!)

・OGKカブトボトル:アンケートにお答えして1本づつゲット

・wahooタオル:QRコード登録してゲット

・cannondaleネックゲイター:QRコード登録してゲット

・富士ヒル受付にて:富士ヒルネックゲイター、チェーンルブ、富士ヒルシール(^^;)

 

手に持っているのが今回下山後の会場で食べられない「吉田うどん」

二人前分が富士ヒルのお土産になっていました。おうちで食べてくださいとのことですね。

 

 

午後4時からはお風呂を使えることになり「何度入って頂いても結構ですよ」とは言われましたが、夕食前の1回だけ使わせて頂きました。

 

部屋でごろごろとしていると6時になり食事で呼ばれます。

 

夕食が豪華!

行ってみるとなんと豪勢なことか!(◎_◎;)

毎度のことですが3食分もある料理が出てきました。

・吉田うどん・刺身・川魚(あゆ)・肉じゃが・肉の照り焼き・トウモロコシ・トマト・パイナップル・酢物・豆腐

・ビール(リクエスト)

 

今年は減量をしていないのでこの日の朝の体重はヒルクライムでは不利な66.7Kg。

これだけ食べたら明日の朝には68Kgになってしまうなぁとショックを受けつつも、ありがたく美味しい料理を頂きました。

ご飯も大盛りで、ヒルクライム前日っていうのに久しぶりに満腹になりました。

(タイムは別としてスタミナ切れになることだけは無さそう(;^ω^))

 

Hくんも私も久しぶりのビール。

酔いに任せて9時ごろの早めの就寝となりました zzzzz。

 

6月12日(日)大会本番!

さあ、夜遅くまで降っていた雨はどうなったでしょうか?

5時30分ごろの天気です。

屋根、道路はしっとりと濡れていますが、雨は上がった模様、ホッと胸を撫で下ろします。

スタート前から冷たい雨に濡れるのだけは勘弁して、、と思っていましたのでとりあえず安心。

天気予報ではこの後に空が回復するとのこと。

ウェット状態ですがこの時点では雨に降られることは無さそう。

 

おばさんに頼んで朝食はおにぎりを握ってもらいお弁当にして貰いました。

・おにぎり2個・おーいお茶ボトル・バナナ・リポビタンD

 

お世話になったお礼を言い民宿をあとにします。

 

さて、ここのお宿の宿泊費おいくらなんでしょう?

気になりませんか?

 

これだけ夕食、朝食を出して頂いて今回の宿泊費

驚くなかれ、驚異の

7,400円!(税込み)

素泊まりのビジネスホテルと比べてもよっぽどお得!!

 

Hくん経由で数年前から使っているこの私たちご用達のここの民宿名は・・

 

すみません、秘密の隠れ宿なので伏せておきます m(__)m

 

富士ふれあいセンター駐車場

6時前に民宿を出発して予約の駐車場『富士ふれあいセンター駐車場』に移動しました。

今まで何度もヒルクライム早朝の車の渋滞がありましたが、この場所は幹線からすぐの距離ということもあり、渋滞に巻き込まれることなくスムーズに駐車。

 

始めての場所でしたが結構穴場的な駐車場で、朝のトイレも待つことがありませんできました。

 

スタート地点の富士北麓公園に移動

時間的に余裕があるので、頂いたお弁当をゆっくりと頂き、自転車を降ろして準備。

タイヤに空気を入れ、バイクの最終点検。

安全確認(点検) ヨシ!

2人してバイクに乗り会場を目指します。

割と到着まで距離と4%勾配がありましたが、ウォーミングアップにはちょうど良い軽いトレーニングになりました。

 

移動の途中に計測スタートする『胎内洞窟入口』交差点を通ります。

私たち第4ウェーブより先にスタートしている速い選手の方たちが計測スタート地点を通過するところ!

加速していく様が見ていて気持ちいいですね。

 

今大会の出走者、完走者数データ

ここで富士ヒルHPにデータが開示されていましたので載せておきます。

 

現在、大会次の日にブログ記事を書いていますが、富士ヒルHPにて出走者数が出ていました。

-富士ヒルHPより引用-

 

ざっくりいうと、

・出走者:7306人(一般男子6687人、一般女子508人)

・完走者:7230人(完走率99%)

だったようです。

 

一時期の10000人規模の人数が多すぎでごちゃごちゃしていた感がありましたが、今回の7300人ぐらいで出走時間がばらけたこともあり、会場入りも混雑すること無く、ちょうど良い規模のような気がしました。

※雨の2019年が7500人だったのでほぼ同じくらいをイメージして頂ければよろしいかと。

 

会場スタート

2人は第4ウェーブ、7時10分~40分のスタートです。

この時間内であればいつスタートしても構わないフリー走行方式なので慌てずゆっくりとしています。

 

出走前には事前に記録してきた『体調、体温チェックシート』を提出して、合格の赤シールをヘルメットのゼッケンに貼ってもらいます。

赤シールが無いと参加することができませんので、各自チェックシートを忘れずに持参してきていました。

 

 

そんなひとときのHくん。

「あの富士山五合目を目指せ!」ポーズ

 

と私。

「太め体型だけどガンバル!」ポーズ

出走前までは密の場所ではマスクをし、ウィンドブレーカーを着て体が冷えないようにします。

 

 

そうそう、長年自転車ブログをやってますが、自分の自転車に乗っているところを撮ったことが殆どありません。

 

これもせっかくなので富士ヒル前の雄姿を取ってみましょう。

Hくん、写真で改めてみると軽そうな体型だなぁ。58Kg前後だって。

 

私、豪華な夕食を食べて68Kg、ヒルクライム体型ではありません。。

Hくんとは+10Kgの差があるのか、同じブロンズ目標だけどハンデ大きいな・・・

でも気合だけは入ってます!

 

昨日のごちそうのおかげで体重は増えていますが、サドルを100gのカーボンにして微々たる軽量化(-130g)をしています。

と、言いながらもサドルの軽量化はダンシング時に絶大な効果を発揮します!

 

あと軽量ホイールに取り換えて、クリンチャーから軽量チューブラーにして、より坂を登りやすく。

 

ステムにはブロンズタイム1時間28分のタイム表を貼り付けて用意はできている。

 

私たちのグループはこんな感じで会場をスタートしていきました。

 

私たちも会場をスタートしました!

 

 

富士ヒルに賭ける想い

ここで私の富士ヒルに賭ける想いを。

 

2019年の私の最後の富士ヒルから3年経っての久しぶりのレース。

私のブログを読んで頂いている方は既にご存じかと思いますが、

始めて来て頂いている方もいるかと思い改めて書かせてもらいます。

 

2021年6月5日に交通事故に遭いました。

 

ちょうど一年前の富士ヒル受付日と同じ日に東京の道路

ロードバイクでトレーニング中、T字路交差点に差し掛かった時の出来事。

 

私が青信号の交差点を直線に走行しようとしたときに、交差点内で停止していた右折車が突然動き出し、目の前を塞ぎました。

ブレーキを掛けましたがどうすることもできず、車の左側面に衝突。

ロードバイクと一緒に空中に舞い、お尻から道路に叩きつけられ救急車で病院に運ばれました。

【交通事故】轢き逃げされた・・・
突然ですが・・・ 健康体であった私でしたが 交通事故に遭ってしまいました。 救急車で搬送され現在入院しています。 私が自転車で相手が乗用車の追突事故です。 私のブログは、相手を批判したりせず、読んでいてなるべく楽しくなるような記事を心掛けた...

 

結果

『第2,第3腰椎圧迫骨折』との診断結果が。

 

尻もちを付いた衝撃で2箇所の腰骨が潰れた形になってしまいました。

ベッドで体を起こすことができずに2週間安静、コルセットができてから初めて起き上がれるようになりましたが、3か月間コルセットを付けたままでテレワークしたり会社に出勤したり。

とても自転車に乗れる状態ではありませんでした。

 

「もう、自転車には乗れないのか・・・

富士ヒル、乗鞍にも参加できない体になってしまったのか・・・」

 

コルセットを付けたままで退院後すぐにウォーキングのトレーニングを開始し、3か月後には骨が固まりコルセットが外れるようになります。

先生からは「自転車に乗るんだったら自己責任で」と言われますが、腰に痛みを感じながらも少しづつロードバイクに乗れるように練習していき、冬場でも長い距離を走れるようにしていきました。

 

富士ヒル参加申し込みの2月ごろの時期ではダメージが怖くてまだ坂道を登ったことが無く、自信が無いにもかかわらず、参加手続きをしていました。

 

恐る恐る強度が必要な坂道に挑戦してみたところ、骨には影響無い状態までに戻っていることを確認。

 

坂道も少しづつ距離を増やし、「都民の森」もそれほどタイムを落とす事無く登れることもわかってきました。

 

「できることなら以前の健康体のときのように富士ヒルでブロンズを取りたい!」

 

腰に故障があるにも関わらず、このことを強く想うようになっていきます。

 

2週間前にはHくん、Kくんと富士ヒル試走をしてきましたが、その時はブロンズの1時間30分どころか、1時間47分も掛かってしまいました。

 

原因はやはり腰の痛み。

開始3kmほどで腰に痛みが起き、その後ゴールまで強烈な痛みとの闘いで脚の疲労どころではありません。

「やっぱり富士ヒルは走れない体になってしまったのか?」

その時から自問自答して落ち込みますが、もう待ったなしの本番です。

 

試走時に起きた腰の痛みを克服して、できる限りブロンズに近いタイムを叩き出してやる!

 

ほかの速いひとからするとブロンズの低いレベルでの話かもしれませんが、

私は今日ここで事故から1年ぶりに富士ヒルで復帰してみます!

 

ここで復帰できないと自分の自転車人生が終わってしまうかもしれない。。。

 

計測地点スタート!

パレード走行から計測地点のアンテナを通過して本番スタート!

 

後ろのHくんをそのままに私だけ速度をアップさせていきますが、

私、痛恨のミスを犯してしまいます。

 

GARMINのラップタイムボタンを押し忘れてしまった!

 

まあ、ここまでの距離1kmくらいとアンテナ通過までが7分くらい掛かっていたのでそれを差し引きして私が作ったタイム表と照らし合わせることにします。

走行中に計算するのがイヤなんですが仕方ありません。

 

試走では3kmで腰に痛みが起き、ゴールまでずっと腰痛が続いていました。

今回はいつ出てくるのか・・・という怖さがありましたが、タイム表の5kmまではそれほど痛みは出てきません。

 

この時のタイム表との差は+2分ほど遅れ。

Hくんにはもうこの時点で抜かれていました。

 

周りとの速度はそれほど変化が無いことからイケているようにみえます。

ただ、少しづつ少しづつですが周りからズルズルと落ち始め、10km地点になると+4分ほど遅れてきています。

タイム表は1時間28分表なので実際はこのまま行けたとしても1時間32分くらいか。。やばいぞ。

 

10kmを過ぎると腰に痛みが出始めてきました。

(試走時とは違って10kmまでここまで痛みが出ずに持ってくれた。次から痛み出すのだろうけど痛み出す強度がゆっくりであってくれ!)

と願い、ペースメーカーのトレインに乗り、タイムが遅れないように注意しながら走行します。

 

腰が痛いのですが、それほど強烈な痛みでは無いので前回のような腰休めのダンシングをする必要はありません。

 

 

腰さえ正常であればブロンズは取れるような書き方をしていますが、決してそんなことはありません。

やはり加齢からくる体力の低下、1年思うようにバイクに乗れなかったトレーニング不足もあり、まるっきり脚には余裕が無い状態。

 

それに他の人より心拍が高い私。180bpmから殆ど下がらず。

見ていると平均して182bpmで、ちょっと緩い坂になっても178bpmから落ちることは無く、呼吸が苦しくて苦しくて仕方がありません。

 

15km地点のタイムを見逃し、20km地点でタイムを比較し現在の状況を把握しました。

 

トンネル付近の最高速度が単独走行で32km。

試走時は20kmでしたので高速スピードは克服したようです。

 

また、腰に痛みがありながらもそれ以上に脚の疲れ、呼吸器の疲れのほうがよっぽど大きい。

このレースは腰の痛みを言い訳にしてはいけないんだ!

レース結果はともかく、この時点で自分は健康体のときと同じように富士ヒルを走れているんだ!と実感していました。

 

コルセットを巻いていた時はちょっとした荷物も持てないほどでしたが、今では富士ヒルのゴール前の心臓破りのキツイ坂でも、腰に負荷を掛けて周りの人と同じようにスプリントできている!

 

自分の富士ヒルができました!

 

 

ゴール!

ゴールです!

 

腰に強烈な痛みが出てましたが、壊す事無く無事にゴールできました!

 

自分に感激です。

事故から1年後の初ヒルクライムレースを克服しました!

他の方のゴールシーン

 

サイコン画像を撮るも正常な思考ではなかったので、いつものゴールのデータを表示しなかった。。。

(会場からのデータなのでラップタイムは記録していないし判りません)

 

さて、念願のブロンズ(1時間30分以内)は取れたでしょうか?

 

私のガーミンから割り出したタイムから計算すると

 

1時間36分くらいか。

 

その後の正式リザルトをみてみると・・・

 

1時間36分31秒  でしたー

 

残念!!!

 

59歳で今年が50歳~59歳枠最後の年だったので、是非ブロンズで有終の美を飾りたいと思っていたんですが、想いは叶わずでした⤵

 

でも一生懸命やった結果です。

もう一度やっても今のままではブロンズは取れないでしょう。

 

では考え方を変えよう。

来年は60歳枠。

その中では一番若い歳になることですし60歳でブロンズが取れたらカッコイイと思いません?

 

ヒルクライムで腰が壊れることが無いのがわかりました。

来年にはトレーニングを積んでブロンズを目指したいと思います。

今年はブロンズが取れませんでしたが自分のヒルクライムができた、いい笑顔をしています!

 

天気が良くなり、富士山もキレイに輝き始めました。

 

それぞれ各選手の富士ヒル。

目標を達成した人、叶わなかった人それぞれですが皆さんがいい笑顔をしていますし、陽気な会話が聞こえてきます。

 

私も3年ぶりです。

富士山自転車あるあるポーズで登頂成功!

Hくんと落ち合うことができました。

下山用のバッグを受け取った後は、おやつとドリンクで補給、ゆっくりと下山用ウェアに着替えて下山準備をします。

 

それ程寒い気温ではありませんが、さすが五合目。走ってきた後はやはり羽織るものが必要でした。

 

これほど富士山と自転車が近いコラボは無い。

 

 

自転車で富士山登りました!!

昨日の会場のTREKお立ち台で「自転車で富士山登ります!」の看板をあげましたが、

こちらがそのアンサー画像になります。

 

『自転車で富士山登りました!』

ビフォーとアフター画像がうまくいきましたネ!

 

先にゴールしていたHくん。

毎日ジョギング、ローラーは欠かすこと無くトレーニングをしている人です。

さて結果は、、果たして・・・

 

1時間31分xx秒

 

ざ、ざんねん~!!!

自分のことのように応援していたのに!Hくんもブロンズを逃してしまいました!

 

お互い59歳のジジイです。

ここで次の目標がはっきりしました。

 

この2人、来年は

60歳枠で2人で揃ってブロンズを取る! ってことでOK?

 

 

下山途中の奥庭駐車場にて

後半のキビシイ勾配の坂です。気持ちは痛いほどにわかります。歯を食いしばってこらえてる場面!

 

そして、富士スバルライン料金所を通り越して駐車場に戻りました。

 

着替えて自転車を車に積み、お互いHくんは静岡へ、私は東京へと帰っていきました。

 

今年の富士ヒルは充分楽しんで終わることができました(^^)/

 

今年の優勝者は?

今年の優勝者は

男子:真鍋 晃 選手

女子:佐野 歩 選手

が優勝しました!

お二人ともおめでとうございます。

 

佐野さんは『チャリダー』で以前乗鞍のくやしさを見ていただけに密かに応援していました。

佐野さん、おめでとうございます!!

 

Just a moment...

 

なんと優勝された「真鍋晃選手」のレース動画がYouTubeにアップされています。

少しでもバイクを軽量化したいところなのにカメラ装備なんてすごいですね。

こんな貴重な動画って富士ヒル初かと思います。

 

スピードを見ていると異次元の走りでトップを走っています!

 

 

 

最後に一言です。

 

今年は富士ヒルに参加できて幸せでした。

 

 

過去の富士ヒルクライム レース記事

過去の富士ヒル記事を集めました。

こちらも長文ですがよろしかったらどうぞ見ていってください ^^) _旦~~

 

第16回 Mt.富士ヒルクライムに参加しました

2019年6月9日(日)

第16回 Mt.富士ヒルクライムに参加しました
みんカラ(みんなのカーライフ)とは、あなたと同じ車・自動車に乗っている仲間が集まる、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)です。

 

第15回 Mt.富士ヒルクライムに参加しました

2018年6月10日(日)

第15回 Mt.富士ヒルクライムに参加しました
みんカラ(みんなのカーライフ)とは、あなたと同じ車・自動車に乗っている仲間が集まる、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)です。

 

第14回 Mt.富士ヒルクライムに参加しました

2017年6月11日(日)

第14回 Mt.富士ヒルクライムに参加しました
みんカラ(みんなのカーライフ)とは、あなたと同じ車・自動車に乗っている仲間が集まる、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)です。

 

第13回 Mt.富士ヒルクライムに参加しました

2016/06/12(日)

第13回 Mt.富士ヒルクライムに参加しました
みんカラ(みんなのカーライフ)とは、あなたと同じ車・自動車に乗っている仲間が集まる、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)です。

 

第12回 Mt.富士ヒルクライムに参加しました

2015/06/14(日)

第12回 Mt.富士ヒルクライムに参加しました
みんカラ(みんなのカーライフ)とは、あなたと同じ車・自動車に乗っている仲間が集まる、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)です。

 

コメント

  1. susuki-metal より:

    こんにちは。
    富士ヒル、充実した走りができたようですね。気持ちが入った文章で、同じ自転車乗りとしてなんだかジーンとしました。

    僕はというと…1時間39分台でした。
    試走の時は残り15~16キロくらいからヒザが痛くてどうしようもなく、途中休憩をはさんで2時間15分くらいだったので、自分としては驚くようなタイムです。世話になっているショップの社長に教わったヒザ痛対策が効いたようで、本番ではヒザが痛くならなかったのが大きかったです。
    装備・その他で2~3分は縮められるような気がするので、あと7~8分を自分の実力で縮めることができれば…。
    来年はブロンズ目指してみようかなと思っています。

    • morning house morning house より:

      susuki-metalさん、富士ヒルお疲れ様でした。

      読んで頂きありがとうございました。
      私も試走の時より痛みを克服でき頑張れました!

      目標タイムは人それぞれ。
      自分の中でどこまでできたかが重要ですので、susuki-metalさんが納得できたかどうかですよね。

      富士ヒルは強度がずっと続くので(私もそうですが)、体の一部が痛み出すとずっとその痛みを引きずりながらのレースとなりますのでsusuki-metalさんも本番は痛み対策が効き頑張れたかと思います。

      (試走で)どこかを痛めるってことはお互いトレーニング不足のようですね、
      「ヤビツ峠」も「都民の森」も富士ヒルと比較すると距離がショート。
      登板の距離がある強度トレーニングを繰り返せば来年ブロンズも夢ではないかと思います。

      一度参加するとハマっていく富士ヒルって面白い!!
      来年もお互い目標に届くようにがんばりましょう!

タイトルとURLをコピーしました